容姿・経歴・その他メモ

【フルネーム】
ディピオ・ドゥプリチェ

【蛮族経歴表】
Ｂ－４－４　始まりの剣を見たことがある
Ｂ－２－３　人族を恋愛対象にしている
Ｃ－２－６　長年幽閉されていた

【設定】
　あるケンタウロスの部族の族長の息子。一般的なケンタウロスが多くそうであるように、幼い頃より戦士として育ち、１０歳で成人するとほぼ同時に初陣を飾り、そしてその戦場で血華を咲かせながら舞う人族の戦士に恋をした。
　何故か知らないが向こうも運命を感じたとか言い出し、その場で意気投合して旅立ち、十年の冒険の末、始まりの剣を目前にした…はずなのだが、気が付けば故郷である出身部族の居留地近くに倒れていた。
　詳細は覚えていない。九年分の記憶は克明なのだが、最後の一年の記憶は曖昧で、始まりの剣がすぐそこにあったはずだ、ということ以外何も思い出せないのだ。当然、相棒のこともわからない。
　途方に暮れているところ、部族の者たちに見つかり、族長である母に引き渡された。母は初陣の乱戦で死んだと思っていた息子が生きていたことに驚くも、事情を聞いてひとまず敵前逃亡として判断。だが、部族の外での１０年分の研鑽や（本当だとすれば）始まりの剣を見たという経験は得難く貴重。
　結果、部族から無断で離反していた期間と同じだけの幽閉で許すとされ、そしてまた１０年。晴れて許されたディピオは、今度は族長の正式な許可を得て部族を出た。ひとまずの目的は、共に冒険したはずの相棒の消息を探ることだ。

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