プロフィール

名前：アルメリア
身長：低い
体重：軽い
髪色：ブロンズ
好きなもの：か弱き者、フルシル教、甘いもの。
嫌いなもの：邪教、異端者
性格：修道院育ちのため、同年代の者と比べると大人びていて欲がない。
特徴：異端を許さない。
趣味：奉仕活動、読書、魔女裁判。
目的：一人前の異端審問官になるために腕を磨く。
一言：「私の聖典に『汝、殺すなかれ』とは書かれていないもの。」

経歴表

B1-1『大きな失敗をしたことがある』
C3-6『己に何らかの誓いを立てている(いた)』

冒険に出た理由表

6-4『人々を守るため』

経歴

幼い頃に両親が殺された。それも蛮族や魔神にではない。人間に、だ。
不死の女王ツァイデスを信仰する邪教徒たちが、子供たちを攫おうと、村に攻め込んできたのだ。
農民や木こりばかりの村人には為す術もなく、その多くが殺され、私たち子供は一人残らず連れて行かれた。

そこは異様な空間だった。彼らが神殿と呼んでいたその廃墟では、大勢の裸の男女が、真っ赤な人の血を浴びながら笑っているのだ。
あまりの匂いとおぞましさに、子供の一人が嘔吐した。それに気づいた邪教徒たちは、ピタリと笑うのを止め、ゆっくりと、その子供に近づいてきた。
そこで起こった恐ろしい光景は、生涯私の頭から離れることは無いだろう。

しかし、何日にも及ぶ猟奇的な宴は、突然終わりを告げた。
女神フルシルを信仰する教団の聖騎士さまと異端審問官たちが私を救ってくれたのだ。
邪教徒は一人残らず死んだ。その頃には、村の子供は数える程しか残っていなかったが、それでも多くの命が救われた。
その後、私が異端審問官を志すまでに、そう時間は掛からなかった。

そして10年の歳月が流れた。

浮かれていた。修道院で学び、訓練した今の自分ならば、異端審問官としての仕事を全うできると勘違いしていた。
こいつは、これまでに退治してきたゴブリンやフッドなんかとは違う。
気づいたときにはもう遅かった。聖騎士見習いのアレンは地面に叩きつけられて動かなくなった。
死んだのか。いや、仮に生きていたとしても、ただの新米神官の私に、彼を癒やすことなど不可能だ。

無骨な剣を構えた蛮族が自分に語りかけてくる。
「戦士でないのなら失せろ。弱者をいたぶる趣味はない。」

悔しかった。仲間を守れなかったことが。まだ生きているかもしれない仲間を置き去りにしなければならないことが。邪教徒に弱者と罵られ、逃げ帰ることしかできない自分自身が。

だから私は、冒険者ギルドの扉をくぐった。
鍛え直さなければならない。誰かを守れるように。もう二度と、異端者に背を向けなくていいように。

履歴

叡智のとんがり帽子::-12000
インテリアニマルサック::-9000

セッション履歴

収支履歴