容姿・経歴・その他メモ

【経歴表】
B-4-3　近所に芸術家が住んでいた
A-6-3　予知夢を見たことがある
A-2-6　大失恋したことがある

【冒険に出た理由】
3-1　見聞を広めるため

【設定】
　ある森の奥深く、ひっそりと存在するカーニバラスメリアの里で生まれた、ムジナモのメリア（短命種）。なぜか外見年齢は人間で言えば４０過ぎくらいになっているが、特に短命種の年齢はメリア以外には見た目ではわかりにくいものである。
　外見に引っ張られているのもあってか、カーニバラスメリアの中でも特に物静かで冷静な方で、メリアとしては比較的低めの生命力もあり、好戦的なものが多い里の中でも、手慰みに少しだけ魔法などを独学で覚えつつ、静かに暮らしていた。
　さて、この里には一人だけメリアでないものが住んでいた。森の自然の芸術を描きたいと、ダックスが生まれるよりも前に里に流れ着き、以来住み着いてすっかり受け入れられる、人間の風景画家の女性である。ダックスは物心ついたときには彼女に恋をしていた。「趣味で覚えた」と語る絵画技法は、彼女の近くにいる時間を作るために、教えを乞うて身に着けたものである。
　いつかは気持ちを打ち明けようとは思いつつ、きっかけもないまま穏やかに過ごしていたが。だが、ある日、眠る必要のないメリアであるダックスが、彼女に「夢を見て、それを描いてみるのも面白いかもしれないよ」と言われ、眠ってみた時のことだ。見た夢を、ダックスは予知夢だと思っている。詳細は省くが、彼女に一世一代の、里の仲間も巻き込んだ大告白をし、玉砕する夢だ。
　これを見たダックスは、今の自分ではダメだと決意。見聞を広め、この予知夢を覆せる自分になるために森を出て、冒険者となったのだ。
　なお、彼女が愛煙家だったため、それを真似してすっかりエアタバコが癖になってしまった。（吸いはしない）。

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