容姿・経歴・その他メモ

経歴表…　子どもの頃に家出したことがある　魔物を倒したことがある　歌をほめられたことが無い
理由表…　他に生き方が無くて

ジャニスは旅楽団の一員かつ傭兵夫婦の一人娘として生を受けた。
両親とも偉大な歌い手なのにも関わらず、ジャニスは歌うのが大の苦手。

ある日。
「ジャニスは親御さんと違ってナイトメアだからそんなに歌が下手なんだな」
そんな楽団員の心無い一言から家を飛び出した。

独り寂しく進む、鬱蒼とした獣道。
気付けば、目の前に――魔物が。

ジャニスは、足元に落ちていた木の棒を手に取り、無我夢中で魔物を叩いた。
――！
――――！！！

程なくして獣道の先、彼女の姿を探していた楽団員達が目撃したのは。
両手に血塗られた木の棒を持ったジャニスと、彼女の猛打によって、魔物の大きな体が地面に倒れようとしているところだったそうだ。


あれから長い長い時が経ち。
未だに歌をほめられたことはないが、あの時の棒さばきから打楽器の道を見出され、今に至る。

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