ザムサスカ地方が制圧される以前、奈落と戦っていた魔法使いの末裔が編み出した一子相伝の召異魔法から派生した禁術。
次々と浸食する奈落の魔域に対し、『逆にこちら側が奈落の力を応用し、魔域そのものを浸食すれば良いのでは？』という、この世の理から完全に逸脱した発想と熱意により編み出したそれは、人族はおろか蛮族ですら非難し糾弾の言葉を投げかけたとのことです。
その異質さと発動される理はまさしく狂気そのものとしか言いようがなく、相伝法も血を受け継いだ継承者に『自身の記憶を譲渡する』というもので、1つの肉体と精神に2つ以上の人格と経験が混じりあうことから、継承者の人格破綻は免れないものとされてきました。

流派装備

主な流派装備はなく、召異魔法の発動に必要なもののみをこの流派は推奨しており、流派装備もまたそれに準ずるものとします。