容姿・経歴・その他メモ

☆経歴
・異性の家族がいない
・許嫁がいる（いた）
・決して手放せない小物がある

☆冒険を始めた理由
・名声を得るため

　いろんな店を転々とするカラカルのリカントの青年。いつもけらけらと笑って気さくに絡んでくるが、他人と深く関わったり仲良くする事をあまり好まない。曰く、一か所に定着するのが苦手だとかで、掴みどころのない様子から浮雲などと呼ばれたりもしている。出自を自分でも知らないらしく、孤児院で生まれ育ったために親の顔を知らない。
　同じ孤児院育ちで契りを交わした許嫁の女性がいたが、突如蛮族の襲撃にあった際に彼女を失ってしまう。それ以来、彼女から贈られたチョーカーを肌身離さず身に着けている。表向きは名声が目的で冒険者になったと語っているが、その実は……？
　明るい風を装っているが、根っから明るいタイプの相手は苦手らしい。特に女性が相手だとなおの事で、許嫁の面影が脳裏を過るのだとか何とか。忘れ形見のチョーカーは離さないのではない。離せないのである。
　何もないところで躓く、頭をちょいちょいぶつけるなど、妙に抜けているようなボケているところはある。が、本人は割と気にしていない。

「名声を求めて西へ東へ！　困った人の声あらば、すかさず駆けつける！　なーんて言うほど、かっこいい真似はしないんですけどね」
「お兄さん、これでも腕っぷしは強い方ですからね。私に任せて、ほら、泥船に乗ったつもりで！　――あ、違う？」
「戦ってばかりでは息が詰まるってもんです。私もそこまで戦いは好みませんから。それはそれとして、舐めてかかる輩は殴りますが」

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