聖印と神像

イチニ=サンの聖印は正六面体の中心にティダンのそれに似た、赤く輝く日輪をモチーフとした箱です
イチニ=サンの神像は、椅子に座って机の2つのサイコロをじっと見つめ、思索にふける男、或いは女の姿として作られます

神格と教義

ティダンにより神格を得た者が、後に困難に活路を見出だすべく知恵を得るために改めて第三の剣の陣営に移った小神です
小神でありながら主に崇拝される地方は不明
生前では数多くの不運に見舞われ、その度に思索していた
一つ一つの不運は大きくなく、だが小さな不運が多く押し寄せ、その度に思索した
その末に彼/彼女は悟り、直後に不運の刃に絶命した
彼/彼女は運を司り、信徒に敢えて不運の苦難を与えて思索する力を与える
その試練を乗り越えた信徒に、気紛れで幸運を与える
小神でありながら信仰する者が居るかは不明
一説によれば「悪戯に不運を与える邪神」との説も

格言

「運命に抗え、さすれば道は拓かれん」

「失敗は成功の基」

「艱難辛苦の中にこそ答がある、思索せよ」

備考

早い話、PLが[1,2]の出目に苦しめ続けられた末に卓で生み出した産物です
50点にもならない、が出た時点で失敗はほぼ確定
それを象徴した小神です