容姿・経歴・その他メモ

経歴1:忘れられない恐怖を体験した
経歴2:監禁されたことがある
経歴3:空腹で失神したことがある


ラージャハ帝国の貧困街で生まれ、親に売られ、捨てられた元孤児
幼くして壮絶な体験を経た彼女は、売られた元を運よく離れてからは
生き延びるために手段を択ばず生きることになる。
そんな生活を送っていくうちに、シーンの神官に拾われ、そこで神の加護を受け・・・
彼女は神聖魔法を使えるほどの才を見せることになる。
しかし教義を学び、ある程度の道徳観を身に着けるも、染みついた悪癖まではぬぐえなかった
見かねた一部の神官たちは教義を広める旅と称して、冒険者を雇い多くの国へ渡っていった。
様々な旅の道中で魔物に襲われ、彼女の魔法の才や幼いころの体験が功を為して、同行した冒険者の役に影ながら功績をあげた彼女は
いつしか冒険者の間では少し目をおかれる存在にもなった。
そして彼女はある処世術を学ぶ。
誰かに親切にして、愛想よくふるまっていればいざという時にどうとでもなると
誰かに大事にされる自分であれば、生きていくのは容易いと。
以前に、お前は無意味で、だれにも悟られることなく消えていくと罵倒されたことが心の中に深い傷として残っていた彼女にとって
己に価値を見出すことができたその瞬間は実に、気分のいい物だった。
そうして彼女は冒険者として本格的に一歩踏み出し、これまで以上の活躍を収めていったのだ。

「えっとねー、私はアンジェリカだよー。みんなにはアンジェって呼んで欲しいな！」
「ちょっとした怪我でも大変だよ？あたしに見せてみて！」
「アンジェのお化粧道具貸してあげる！男の人にもかんそーたいさくは必要だよ？まずはこの色のないリップクリームね！」

「・・・・・・みんなアンジェの”かち”をわかってくれてる。あたしは”むいみ”なんかじゃない・・・」
「・・・死んでたまるか。生きるためならなんだって・・・」
「皆に”だいじ”にされるための努力はおしまない。誰かに守られるあたしでいるために、ね。」

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