【イザーク式魔蟲飼育制御術】
(不明)- 入門条件
- 名誉点なし
ザムザスカ地方に存在していたとされる魔法王の一族の流れを引く貴族、イザーク家が保有する特殊な流派。
魔法王の血を引くイザーク家が保有する特殊な蟲を体内に取り込み、より強大な魔力を扱えるようにする特殊な流派。
秘伝も中々癖が強く、特筆すべき内容もまたイザーク家の特異性を表しているとも噂されており、厳密に言えば流派ですらないとも。
その実態は、寄生された蟲から生成される『魔素』と呼ばれる特殊なマナを操るものであり、そのマナは自身の限界以上の力を引き出す一方、生命力を大幅に減らすとされ、当主が選んだものでなければ資格を得られないというものである
流派装備
イザーク家の保有する特殊な蟲は入門者に手渡され、より強大な力を扱えるようになるとされている。
故に流派装備と呼べるものは一切存在せず、ただ己の肉体から生成されたマナを扱えるようになることこそが、このイザーク式魔蟲飼育制御術の流派装備とも言えるだろう。
名称 | 知名度 | カテゴリ | 価格 | 概要 |
---|---|---|---|---|
魔蟲籠 | 0 | 冒険道具類 | 取引不可 | 【イザークの魔蟲】を入れて、入門者に手渡す籠 |
秘伝
《魔蟲生成物-『魔素』制御》
- 必要名誉点
- なし
- タイプ
- 常時型
- 前提
- 互換ランク:レイピア以上
- 限定条件
- -
- 使用
- -
- 適用
- -
- リスク
- -
- 概要
- 帰化された魔蟲を操ることで強大な力、『魔素』を制御する
- 効果
魔蟲の【○寄生≒帰化】により【宿主】となった貴方は1時間ごとのHPの減少効果を10秒(1ラウンド)ごとに受けることも出来ます。また、その減少を10秒(1ラウンド)ごとに3回まで同時に行うことも出来ます。
その場合、減少し獲得したステータスを『魔素』として扱い、『魔素』を1点消費する度に物理、魔法のいずれかのダメージを「魔素+2」の分上昇させることができ、それによる攻撃を魔法の武器として扱います。(上昇最大値:10点)『魔素』は6時間おきに消費しなければ即座に0となります。
『魔素』を【3点】ごとに消費することで次の任意の行動判定に+1のボーナス修正を得ることができ、威力表を使用する際のダイスの出目を振る前に魔素を【5点】消費することで、3~11までの出目を「+1」点することができます。(出目の修正は一回の攻撃につき一度しか行えない)自分以外にこの秘伝の習得者がいる場合、一回の主動作につき一度のみ「射程:接触」で任意の魔素を譲渡させることができます。
この秘伝は、入門と同時に【イザークの魔蟲】を取り込んだ時に自動的に取得します。
《『魔素』変換術式-クラリア》
- 必要名誉点
- 20
- タイプ
- 主動作型
- 前提
- 互換ランク:レイピア以上
- 限定条件
- MP1以上/『魔素』1以上
- 使用
- 魔法使い系技能
- 適用
- 10秒(1ラウンド)持続
- リスク
- -
- 概要
- MPと『魔素』を変換させる
- 効果
MPを好きなだけ消費し、消費した数値だけ『魔素』を増やします。
また、『魔素』を好きなだけ消費し、消費した数値×3の数値分MPを回復します。
MPの変換か『魔素』の変換は、10秒(1ラウンド)に付きいずれか1回のみ選んで使用できます。
《シャープナー・キャスト・エレメント》
- 必要名誉点
- 50
- タイプ
- 独自宣言型
- 前提
- 互換ランク:グレートソード以上
- 限定条件
- 『魔素』5点以上
- 使用
- 魔法使い系技能
- 適用
- 1回の魔法行使
- リスク
- 『魔素』を獲得できない
- 概要
- ダメージ魔法の威力表参照の出目+1、『魔素』を5点消費する度さらに+1(最大+4)
- 効果
ダメージのみを与える魔法の行使時に宣言し、その行使一回に有効です。
宣言を行った魔法が抵抗に成功した時、威力表使用時の2dの出目が3~11の場合、それを「+1」して扱います。この時、『魔素』を5点ごとに消費した場合、さらに「+1」されます。これによる上昇の最大値は「+4」です。
リスクとして、次の自分の手番まで、『魔素』を獲得することができなくなり、譲渡の対象にもなりません。
《クルーエル・バイオレンス・エレメントⅠ/Ⅱ》
- 必要名誉点
- 50/100
- タイプ
- 《バイオレントキャストⅠ》/《バイオレントキャストⅡ》変化型
- 前提
- 《シャープナー・キャスト・エレメント》、互換ランク:グレートソード以上
- 限定条件
- 『魔素』7点以上
- 使用
- 魔法使い系技能
- 適用
- 1回の魔法行使
- リスク
- 『魔素』を獲得できない等
- 概要
- ダメージ魔法の達成値+2/+3、『魔素』消費+一定値以上の抵抗成功時の追加ダメージ+2/+4、『魔素』を5点消費してさらに+1/2、C値+1、威力+5/+10
- 効果
元となったバイオレントキャストを『魔素』の力でさらに増幅させました。
凡その処理はバイオレントキャストに順序しますが、この時に『魔素』を消費して抵抗に成功した場合、その時の達成値の差が「3」以上だった場合、そのダメージ魔法の追加ダメージに+2します(Ⅱの場合さらに+2『計+4』)。この時、威力表使用時に『魔素』を5点消費した場合、さらに追加ダメージを+1(Ⅱの場合さらに+1『計+2』)され、クリティカル値が「1」上昇する代わり、その魔法の威力を+5/+10します。これによって威力が100以上にはなりません。この秘伝の効果で消費された『魔素』は通常の消費による効果として扱われません。
リスクとして、次の自分の手番まで、『魔素』を獲得することができなくなり、譲渡の対象にもなりません。さらに、『魔素』を消費した効果が適用された場合、消費した『魔素』の数値分HPに確定ダメージを受けます。