容姿・経歴・その他メモ

外見・肉体的特徴

外見

　黒髪に、輝きの強い金色の瞳。前髪は長く、目は隠れているのが基本。なお実は髪の毛は剃り落としており、現在の髪型はいわゆるウィッグ。
　肉体は引き締まり、脂肪はほとんどない。身も蓋もない言い方をするならドラム缶体型だが、手足はそれなりに長いためむしろモデル体型（体格比の問題）。また、古傷もそれなりにある。
　ひらひらしていたりだぼついていたりする衣装をよく着る。これは「輪郭や、関節の位置を誤魔化す」「死角を作り出す」という実用的な観点からのもの。

肉体的特徴

　（あまり肉体を鍛えることに興味を示さず、種族的にも肉体を使うことに向いているとはあまりされない）レプラカーンとしては頑強な肉体だが、あくまでレプラカーンの範疇でありリカントやリルドラケンといった種族に比肩するものではない（とはいえ、エルフやグラスランナーよりは間違いなく頑強）。関節の可動域が極めて広く、戦闘に活かされるのはむしろこちらの方。
　声はかなり高い。早口な上に震えたり籠ったりどもったりすることも多いが、それはどちらかというと性格面の問題であり発音機構自体には問題ない。

口調・性格及び外見的な立ち居振る舞い

口調

全体的な口調：基本的に敬語。しかし人と話すときはほとんどの場合かなり緊張しており、早口になったり声が震えたりどもったりすることが多い。また愛想笑いも多いが、下手である。なお、深く集中している場合や、本気で敵意を向ける場合などは一時的に緊張が取れ、喋るのも上手くなる。
一人称：（基本的に）「わたし」。（丁寧な場面や、緊張していない時）「私」。
二人称：（基本的に）「○○さん」、「あなた」。その他状況に合わせたもの。役職名や二つ名を呼称に使うことがやや多い。
三人称：二人称と同じような傾向。

性格及び外見的な立ち居振る舞い

　他者と接することが苦手かつ当人もそれを認識しており、個室や隅っこに籠っていたり何かに没頭していたりすることが多い。その一方極めてストイックな性格でもあり、冒険者としての技量を鍛え上げることに妥協はない。さらに、意外と様々なことへの好奇心が旺盛な面がある。人付き合いこそ苦手だが、一旦仲間と認識した相手は大切にするタイプ。
　また、普段の振る舞いからは想像しにくいが基本的に常在戦場であり、さらに反復訓練を幾度も繰り返しているため、彼女に下手に触れようとすると攻撃が飛んでくる。悪意や敵意が無ければ寸止めで済むが、もしあれば当然当たってただでは済まない。さらに、逃げ場のない閉所に他者と入り込んだり、酒を飲んだりすることもほとんどしない。
　これまた普段の振る舞いから想像しにくいが、言葉選びについてもストイックであり「直接的でわかりやすく、端的な」表現を好む。ただしこれは「咄嗟に言葉を選ぶことが苦手」「迂遠な表現を使ってもなお情報を損失させない方法がよくわからない」という理由が大きいらしく、「人と話すことが苦手」という自己認識の一因となっている。
　戦闘スタイルは、舞踏から取り入れられた動きが見受けられる独特の格闘術。動きの根本は魔動機文明時代から伝わる既存の格闘術の一部（主に、小柄な人物や種族用とされたもの）とよく似ているが、彼女はそれに（主に巨人や獣の類との戦いを想定した）アレンジを加えている。特徴としては、派手な動きも多いがそれは状況をよく見て繰り出されているものであり、攻撃面では懐に入り込んで小技を連打しダメージを蓄積させつつ、相手が攻撃を当て損なうなどで隙を作り確実に決まると確信したときのみ大技を叩きこむ動きを、防御面では相手の狙いを外す独特なステップを踏んでペースを乱しつつ、できるだけ攻撃の手を止めずに相手に負荷をかけ続ける動きを、それぞれ基本とする。これらを支えるのは、関節の可動域の広さと動作の精密さである。

経歴

　極めて珍しい、レプラカーン用の格闘術を伝える一族に産まれた娘。過酷な鍛錬をこなしながらも、罠による狩猟や手先の器用さを活かした手工業など、一般的なレプラカーンとそう変わらない手段で糧を得て生活していた。
　彼女の妹は彼女より優れた技量を持っていると判断され、一族の跡継ぎもそちらになると思われた。彼女自身もそれを承知していた。そして一家の習わしとして、跡継ぎでない彼女は新天地を求めて旅に出ることとなる。
　その後しばらくの間は手工業や大道芸で生計を立てるものの、根本的に人付き合いが苦手な彼女ではあまりうまくいかず、やがて
実力さえあればそれ以外は不問とされる冒険者としての道に行きつくこととなる。妹と比べて、対人戦よりは魔物との戦いに適性があったことや戦闘では技量を計れない斥候としての才能も優れていたこともやがて判明し、そちらの道で頭角を現した。
　現在も、彼女は冒険者を続けながら放浪中である。本来なら番を見つけてどこかに定住すれば旅は終わるのだが、その気配は見えない。その理由として、レプラカーン基準でも対人関係構築が苦手な性格というだけでなく、冒険者としての鍛錬そのものに生きがいを見出しているというものもあるようだ。
　なお、二つ名はグレートソード級昇格にあたり、「ワーウルフと格闘術で対決して勝利した」ことと、「空中を飛びまわるトンボを砕き続ける修業でかなりの成果を出した」ことから発想を得て決定・名乗り始めたもの。本人としては自分から名乗るつもりはあまりなかったようだが、同僚たちから「その方がハクがつく」「実力や地位に見合った振る舞いもある程度大切」と勧められたことにより名乗ることとしたようだ。
　二つの候補のうちどちらにするかで議論が紛糾した末決めきれず、両方繋げた妙に長いものとなってしまったことについては、それなりに気にしている。

余談

食の傾向・好き嫌い

　レプラカーンにありがちな小食傾向だが、肉体を鍛えるためになるべく高カロリー高たんぱくの食品を、できるだけ多く摂取するように心がけている。好きなものは甘いもの、嫌いなものは極端に香りの強い野菜。酒類は滅多に口にしないが、これは酔っぱらって隙を作る懸念から。
　マナーは見様見真似でそれなりに心得ているが、性格及びレプラカーンとして染みついた生活スタイルにより何かの片手間に食べたり物陰でひっそりと食べていたりするため、あまり活かす機会はない。

性関係の傾向・好き嫌い

　セックス・ジェンダー共に女性。異性愛者。
　恋愛には積極的になりたいと思いつつも極めて奥手。一応好みは「自分のことを好きになってくれる人」とのこと。なお恋愛物語はジャンル問わずかなり好きな方。

セッション履歴

収支履歴