容姿・経歴・その他メモ

来歴

　白髪、金眼のシャドウの女性。旅芸人一座＜満月一座(フォルモンデ)＞の出身で双子の兄・ハインがいた。一座は出自を隠したシャドウの一団で、ランドール回廊の某国お抱えの諜報・暗殺部隊だった。一座はランドール回廊の戦乱の裏で目覚ましい功績をあげたが、シーラが10歳のころ、権力の衰退を危惧した貴族たちによって、濡れ衣を着せられ謀殺されてしまう。一座の助けで逃亡した兄妹は追われながらも、サンクネック王国に亡命する。不幸中の幸いだったのは、瀕死の兄妹を発見したのが国内見聞中のドレックス王の一行だったことだ。サンクネック王国の敵国の出身だったが、まだ子供で一座の“仕事”をする前だったことと兄の嘆願もあり、ドレックス王の命で従者として兄妹は王国に受け入れられた。しかし、兄・ハインは間もなく逃亡時の傷が元で命を落としてしまう。
　自分の命を救い、兄を手厚く弔ったサンクネック王家にシーラは忠誠を誓い、王家の従者として礼儀作法に加え、半ばとなっていた戦闘術・暗殺術の修行に明け暮れた。そして、15歳となり成人になった年、シーラはシャイレーゼとクルムオンの双子付きの侍女となる。はじめは王家への忠誠から世話をしていたシーラだったが、二人きりのときだけ年相応の顔をのぞかせる双子を見るうち、彼らには望む未来、少なくとも納得して選んだ道を共に歩んでいってほしいと思うようになった。それ以降、より一層侍女と護衛としての仕事に注力するようになる。しかしあくまでも、シーラ個人の思いは表に出さず、従者として神殿や騎士団への根回しや暗殺者の処理など、双子には秘密裏にこなしてきた。
　普段は王家への誤解を防ぐため、シャドウ特有の三つ目と灰色の肌をバンダナや化粧で隠している。
　双子への思いゆえ、今回の旅には彼らの未来への不安と身を挺してでも守る覚悟を胸に同行を決めた。

人物

履歴

＜シーラの手記＞（※ネタバレ注意）

セッション履歴

収支履歴