容姿・経歴・その他メモ

『彼は力を求めた』
『子供たちを守るためには力が足りないと』
『妻を守れなかったのは自分の力不足だと考えたからだ』

怒りに支配されたオーガッハは国内全ての野盗を滅ぼした
しかし、彼の怒りと悲しみは深く
オーガッハは止まらない

『己を高みに持っていくためにオーガッハは鍛錬を欠かさない』
『野盗を滅ぼし、世界に力を見せつけた彼に数多の挑戦者が殺到して来るのは道理だ』
『全てを打倒し、己の力を磨き上げるオーガッハ』
『オーガッハは一つの結論に行き着く』

世界には力を持つものが多過ぎる
だから争いが起こってしまう
ならば、世界で力を持つものがただ一人になれば
自分だけになれば世界に平和をもたらし、全てを守れるのではないか

『彼の中で何かが壊れた』
『「守るため」に「力を求めた」はずがいつしか「力」が目的になっていた』

『ある日、オーガッハは姿を消した』

『父からもらった「王国の紋章盾」を置いて彼は消えた』

残された子供たちは「王国の紋章盾」を手にレガルニル王国を頼ったと言われている

『幾年過ぎただろうか』
『レガルニル王国は大規模な依頼を数多の冒険者の宿に呼びかけた』
『依頼内容は』



『依頼：【至高の力(オーガ)】オーガッハ・レガルニルの討伐』

レガルニル王国の唯一にして最大の汚点
力に溺れ、世界を恐怖で支配しようとする暴君を倒してほしい


『駆け抜ける駿馬亭にもこの依頼は届いていた…』

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