容姿・経歴・その他メモ

経歴表A：育ての親に拾われた。
経歴表B：命を助けられたことがある。
経歴表C：伴侶がいる（いた）。
冒険に出た理由：病の家族、恋人を救うため。

【セリフ】
私は流浪の民シエロ。アタシの過去が知りたい？
やめておきなさい。ろくな事じゃないし。

【設定メモ】
私達リカントは肉体的に他の種族に比べ強い。そのため奴隷として扱われる事が多かった。
戦争を煽るために矢面に立たされ、散々担ぎあげられ、旗色が悪くなれば女を生贄にして遁走する始末。
まるで使い捨ての道具のようだ。交易共通語を解する分、道具よりアタシ達の方が扱いにくいんじゃないかとすら思う。
アタシらの群れも、そうやって生涯を終えている者がほとんどだった。

アタシの住んでいた街には格差に苦しむアギディスの民（リカント）と富を享受するルスラの民（人間）の二つの派閥が存在する。
アタシがいたのは格差の激しい国、アギディスだ。
リカントのちからを私利私欲のために使うあいつらに嫌気がさして、アタシと母さんは集落を離れる道を選択した。
その結果、報復とばかりに集落は焼かれ消滅し、アタシと母さんは早々に懸賞金をかけられ追われる身となってしまったけど。

その後、アタシと母さんは『水の都ティオキア』という街に辿り着いた。
水の豊かなこの街なら、二人だけでひっそりと暮らしていくことも可能だろう。

「母さん、やっと安心して暮らせるね」
「嬉しいわ、シエロ。貴女と一緒なら幸せよ」

この時のアタシたちは……そう思っていた。

街の外れにある馬小屋だった場所に住み着いた翌日。
ここにたどり着くまでのストレスで精神的に病んでしまった。
成人男性を見るたびに、ひどく怯えるようになってしまったのだ。

ブツブツと呟く母さんの姿に、アタシの心はわずかにざわつく。
アタシは、病んでしまった母さんの薬を求めて色んな仕事をやった。
なにもかも、自分を捨てた。ただ、最後にやったものだけはひどく痛い目を見た。死ぬかとおもった。
だけど、アタシは助けてもらった。黄金を着た陽気な褐色の女冒険者に。確か名は＿＿＿＿＿＿＿（ここホオリです。以下キャラシhttps://yutorize.2-d.jp/ytsheet/sw2.5/?id=3ZnPbm）

そこからだった。私が冒険者になろうとおもったのは。母さんは私が助ける。

【性格】
過去に人間に迫害された経歴があるためすこし警戒心が高い。
だが、命を助けてくれたのも人間なので冒険者に対しては寛容なようだ。
知的なイメージの強いリカントだが、あまり外の世界に触れずに過ごしたため知力が低い。

履歴

”氷獣”ディノス→制作モンスター。P453に書いてあるディノスの敵ステータスの強化版

セッション履歴

収支履歴