容姿・経歴・その他メモ

【名前】
シェバ・ラジュア（ラジュア集落のシェバ）

【蛮族経歴表】
Ａ－１－６　同族になじめない特徴があった
Ｃ－６－５　<守りの剣>で無力化された
Ａ－３－６　人族の利益になることをしている／いた

【設定】
　シェバ、あるディアボロに仕える<ラジュア>というドーンの集落で生まれ、ドーンならだれもが通る過酷な修行を通り抜けた一人のドーン。しかし、ひとつ他と違うところがあった。毛だ。毛が嫌なのだ。理由はない、ただ物心ついたときから生理的に、自分に毛が生えていることを嫌悪した。全身に黒い毛が生え揃うドーンであるにも関わらずだ。
　故に、毎日全身を毛剃りする変人として知られ、時にそのことを上役に咎められもしたが、変装に活かせるという一点張りで乗り切った。集落に同じことをするものはおらず、明らかに浮いた存在ではあった。しかし実力があればそれでも排除はされないのがドーンだ。
　そして実戦。人族の街へ潜入し、運か実力か、とんとん拍子で<守りの剣>の前まで行けてしまえた。あまつさえ手に取ることができた。それがいけなかった。上位に比べれば穢れは低いとはいえ、穢れを持つバルバロス。直接手にした<守りの剣>は身体から力を奪い、その場で完全に無力化されたシェバは後から来た人族に捕らえられた。
　それで殺されていれば話は簡単だったのだが、丁寧な剃毛によって、ほぼ人族、変装によって、やや大柄ながらまさしく美少女と見えたシェーバはうっかり殺されず、人族の中で特殊なスパイとして運用されることになった。その後１０年近く、人族の街で活動していたが、最後まで価値観に馴染めず、ある任務の際の隙を突いて出奔。
　本来の主人であるディアボロの麾下、故郷であるラジュアの集落に戻る気にもなれず、一人のバルバロスとしての日々が始まった。

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収支履歴