基本パーソナリティ

容姿

　褐色の肌に銀色の髪、赤い瞳を持つ。手の甲と背中、腰に刺青が入っている。彼女曰く、「背中から腰にかけての刺青が家族の証を表し、両手の甲の刺青がティダン様とシーン様への敬意と崇拝を表している」らしい。

性格

　好奇心が旺盛で負けん気が強い。その癖、それをあまり表に出そうとしないため、大人しいと勘違いされやすい。また、喋り（ソレイユ語の身振り手振りも含めて）がゆっくりということもあり、余計に誤解されやすい。
　彼女の負けず嫌いは、決して勝ちに囚われず、例え一度負けても最後には必ず勝つということを目的にしている。そのため、負けた際に大人しくなる場合もある。しかし、彼女が大人しくなった場合には、次こそは絶対に勝つという意思を燃やしに燃やしている状態になるので、彼女を負かした相手は、彼女が勝つまではしつこく勝負を挑まれることだろう。

その他

好きなもの

ダンス、魚料理（焼いたもの）、家族

嫌いなもの

海、潮の匂い、船

経歴

・「負けず嫌い」と評されたことがある
・忘れられない恐怖を体験したことがある
・両親に愛されて育った

経験

旅立ち

　レーセルドーン大陸の西側にある孤島＿＿セントレ島。そこでエルバは生まれ、育った。蛮族による侵攻が時にはあるが、基本的には平和なこの島で、彼女はのびのびと育った。しかし、彼女はいつしか島の外に憧れを持つようになった。そんな想いを持つ他の子供たちが集まり、彼女たちはいかだを作って、島の外に出ることにした。当然、ほとんどの子供はいかだを作った時点で満足し、結局は外には出ようとしなかった。しかし、彼女はそうではなかった。
　13歳のある日、彼女は意を決して海へと出た。愛してくれた家族には申し訳ないと思っている。この先に何があるのかわからないという大きな不安も大いにある。しかし、彼女は止められなかったのだ。夢を諦めきれなかったのだ。そんな彼女には、この選択の先で無為に死ぬ気はさらさらなかった。外の世界を思う存分見届けたら、必ずこの島に帰ってくると、彼女は神に誓いを立てて、この島を出たのだから。
　…なお、海を出て数日で食料が尽き、水もまともに飲めなくなったことは、現時点での彼女の人生史上、最大の失敗である。

奴隷時代

　海を出てから1週間が過ぎた頃、エルバは人族の海賊に捕まった。力のあるソレイユとはいえ、栄養・水分不足では思ったように力も出せず、海賊の力自慢数人によって簡単にねじ伏せられてしまった。結果として、海のど真ん中で鳥の餌にならずには済んだのだが、それでも食事や睡眠もまともにとらせてもらえない中で無理矢理力仕事をさせ続けられるのは、彼女の中で経験したことのない苦痛だった。
　まともに頭も働かず、ルーティーンのように力仕事をし続ける日々。自分はこのまま海の上で死ぬのではないかという恐怖。それでも、彼女は決して自分に負けるようなことはなかった。何故なら、彼女はまだ夢を諦めていなかったからだ。最後には、フェイダン地方付近の海域で、海賊が冒険者により討伐され、彼女は無事に陸へと降り立つことが出来た。

フェイダン地方での生活

　助けてくれた冒険者のつてで、彼女は冒険者となった。この外の世界をいち早く学び巡るには、これが最も良いと考えたからだ。フェイダンのギルドを転々としながら、彼女は冒険者としての実力をコツコツと積んでいき、1年程前にフェイダンの地を旅立ったのだった。
　ひとまず、彼女はフェイダン地方から北を目指すことにした。理由としては、とにかくフェイダン地方が寒いので、もう少し暖かいところに行きたかったのが主である。現在は、ちょうどフェイダンの北にあるダグニア地方にいる。

セッション履歴

収支履歴