容姿・経歴・その他メモ

履歴

イメージソング　一騎当千

経歴
　異種族の友人がいる。
　異種族の町で育った。
　血縁者と死別した事がある。

　幼少期に村が蛮族に襲われカルフを除き村人が全滅し天涯孤独の身となった。襲撃を何とか生き残ったカルフは運良く傭兵団に拾われ九死に一生を得る。傭兵の町で幼少期をすごし友達も出来きたが。ある日友達の一人が行方不明になり捜索が始まった。友達を見つけ襲い掛かろうとしていたモンスターをカルフが仕留める寸前の所で、おり悪くその子が逃げてしまいソレを追う形でモンスターも移動してしまい追跡を余儀なくされた。悪態を付きながらも追いかけ、漸く止まったところを後ろから襲撃、モンスターを撃破し友達も連れ帰る事に成功した。しかしそんな日常にカルフが満たされる事は無かった。何かが欠けている。渇いている。その漠然とした虚無感を抱えながら生きて居た。

　しかし『悪くない』転機が訪れる『持つ者よ』何かに呼ばれている感覚を覚え『力を求めるか？』進んだ先で『手を伸ばせ』あの日カルフの村を『依り代は』襲撃した蛮族『お前自身だ』その頭目が治める『詩え』町を偶然見つけ『鋼鉄の黒騎士』頭に声が『その御名の元』響き続ける『あらゆる命に幕引きを・・・』導かれるまま、カルフは紡ぐ。

「死よ 死の幕引きこそ唯一の救い この 毒に穢れ 蝕まれた心臓が動きを止める 忌まわしき 毒も 傷も 跡形もなく消え去るように この開いた傷口 癒えぬ病巣を見るがいい 滴り落ちる血の雫を 全身に巡る呪詛の毒を 武器を執れ 剣を突き刺せ 深く 深く 柄まで通れと さあ 騎士達よ 罪人に その苦悩もろとも止めを刺せば 至高の光はおのずから その上に照り輝いて降りるだろう 人世界・終焉変生」

一晩と経たずに蛮族の町 周辺のあらゆる生命は根絶された。カルフは魔人と互いに二度と関わらない事を制約として契約し、自身が育った傭兵達の町にも戻らなかった。

　そう、俺は気づいた。俺に何が欠けていたのか。何故渇いていたのか。あの傭兵達には恩が有る、感謝もしている。だが、それ以上に退屈で、飢えていた事を自覚した。稚拙で色褪せている平穏を死んだ様に生きていた。戦う悦びに気づいた以上前の生活には戻れない。戻る気も無い。生と死を奪い合うスリルを知った今、平穏と言うガラクタに何の価値がある？狂神の声から学んだ召異術を鬼札として生と死に濡れた闘争を謳歌しよう。

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