キズナ

設定・その他メモ

よく、怒りというのは炎に例えられる。

あらゆる痛苦をくべて、そのほとんどが灰と化そうとも悲願を果たさんとする、延々と燃え盛る感情の渦。
なるほど、確かに炎と呼べるほどの苛烈さだ。

では自分はどうだろう。

この胸の奥の猛りは炎だろうか。
癒えることのない傷跡の痛みは、炎を燃やす薪足りうるのか。
穏やかな思い出は、こびりついた炭でしかないのか。

最後には、灰以外がなくなってしまうのだろうか。


答えが出ないまま進み続けることは、果たして正しいのだろうか。



〈ネガイ〉
曲がったことが嫌いで、無辜の人々に害をなすキセキ使いを許さない。
しかし、その奥底には悪と評することのできる人間・団体・行為に対する根強い拒否感があり、時には暴走しかねないような危うさも持ち合わせている。

〈特徴〉
若干のヤカラっぽさがある青年であるが、元自衛官なためか命令遵守で忠誠心が強い。
無意味な争いを嫌い、見た目のわりに非常に穏やかで大人しい。

▽コードネーム
スザク：
自衛官時代、友人がつけたコードネーム。現在は思い出せない本名の代わりに使用している。
寿々明の名前は大変ありがたいが、ちょっと可愛すぎる…と悩んでいた際につけてもらった。曰く「同じ雀でもこっちなら結構かっこいいだろ？」とのこと。

▽本名
翁長 寿々明（オキナガ スズメ）：
翁が入る苗字は長寿を願ってつけられているものが多い。また、名前の「寿」は同じく長寿で幸福なことを指す。

〈リリースについて〉
リリース用の空薬莢を持ち歩いている。
その空薬莢を何らかの形で地面に落とし（投げ捨てるなどでも可）、その際に鳴った音をリリースの合図にしている。
理由は動作が少なく、後隙が生じにくいことと、距離やその時の状況をある程度度外視できること。

〈家族構成〉
父親、母親、弟と妹が一人ずつ。
全員、旅行先で巻き込まれた放火によって死亡している。

〈出身〉
自衛隊第一空挺団。
災害救助やテロなどあらゆる有事に備えた訓練を日々行っていた。
レンジャーを目指していたが、本格的な訓練に入る前に事件が起きた。
成績が団内で特別良いわけではなかったが、やる気に満ち溢れた団員だったと周囲の人間からは総評を得ている。

〈友人〉
自衛官時代の同期。よくペアを組むことがあった。
既婚者で娘が二人おり、スザクも会ったことがある。彼の妻は天涯孤独の身であるスザクのことをよく気にかけてくれており、家族ぐるみで仲が良かった。しかし、彼が亡くなってからは、一人生き残ったスザクの一方的な罪悪感から疎遠になっている。
スザクは彼の家族に少額ながら（と本人は思っている）、仕送りをし続けている。

〈装飾品〉
いくつかのドッグタグをネックレスに加工して持っている。
このドッグタグは正式なものではなく、友人たちと流れで作ったもの

〈イメソン〉
・ST/A#R（https://youtu.be/shBML8HGkRg?si=5E5VdCy-hEoxDZ0G）：ネガイ表イメージ
・Ⅷ.THE FIRE（https://youtu.be/CHWP4ALGyCE?si=4ySW-jgynF_t6hZr）：ネガイ裏イメージ