“幻姿達の群”スエテ・ラ・ソルガ
プレイヤー:銀色ゴリラ
- 年齢
- 70前後
- 性別
- 男
- 星座
- 牡羊座
- 身長
- 体重
- 血液型
- 不詳
- ワークス
- FHエージェントB
- カヴァー
- 吸血鬼
- ブリード
- クロスブリード
- シンドローム
- モルフェウス
- ウロボロス
- HP最大値
- 26
- 常備化ポイント
- 4
- 財産ポイント
- 3
- 行動値
- 12
- 戦闘移動
- 17
- 全力移動
- 34
経験点
- 消費
- +54
- 未使用
- 0
ライフパス
出自 | 所謂"お金持ち"だったよ | |
---|---|---|
名家の生まれ | ||
経験 | この感情は彼への恐怖 | |
FHへの畏怖 | ||
欲望 | 現状の維持が私の望みだ | |
保持 | ||
覚醒 | 侵蝕値 | 私は望んだのだ |
渇望 | 17 | |
衝動 | 侵蝕値 | 私は恐怖に支配されている |
恐怖 | 17 | |
その他の修正 | 3 | 《原初の虚:夜魔の領域》 |
侵蝕率基本値 | 37 |
能力値
肉体 | 2 | 感覚 | 5 | 精神 | 2 | 社会 | 1 |
---|---|---|---|---|---|---|---|
シンドローム | 1+1 | シンドローム | 2+1 | シンドローム | 0+2 | シンドローム | 1+0 |
ワークス | ワークス | 1 | ワークス | ワークス | |||
成長 | 成長 | 1 | 成長 | 成長 | |||
その他修正 | その他修正 | その他修正 | その他修正 | ||||
白兵 | 射撃 | 2 | RC | 1 | 交渉 | ||
回避 | 知覚 | 1 | 意志 | 調達 | 1 | ||
芸術:演技 | 3 | 情報:FH | 1 |
ロイス
関係 | 名前 | 感情(Posi/Nega) | 属性 | 状態 | |||
---|---|---|---|---|---|---|---|
Dロイス | 賢者の石 | ― | 判定直前使用可 c値-2(下限2) メインプロセス終了時、侵蝕率+1D 回/シナリオ | ||||
固定 | PC② | / | |||||
固定 | 家族 | 純愛 | / | 疎外感 | |||
シナリオ | ヴァンピール | 傾倒 | / | 恐怖 | |||
― | |||||||
― | |||||||
― |
エフェクト
種別 | 名称 | LV | タイミング | 技能 | 難易度 | 対象 | 射程 | 侵蝕値 | 制限 |
---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
リザレクト | 1 | オートアクション | ― | 自動成功 | 自身 | 至近 | 効果参照 | ― | |
(LV)D点HP回復、侵蝕値上昇 | |||||||||
ワーディング | 1 | オートアクション | ― | 自動成功 | シーン | 視界 | 0 | ― | |
非オーヴァードをエキストラ化 | |||||||||
バーサークセルフ | 1 | イニシアチブ | ― | 自動成功 | 自身 | 至近 | 3 | ― | |
組み合わせ不可 暴走を受ける ラウンド間、命中判定ダイス+2個 | |||||||||
コンセントレイト:モルフェウス | 3 | メジャーアクション | シンドローム | ― | ― | ― | 2 | ― | |
c値-Lv(下限7) | |||||||||
カスタマイズ | 3 | メジャーアクション | 〈白兵〉〈射撃〉 | 対決 | ― | 武器 | 2 | ― | |
判定ダイス+Lv個 | |||||||||
剣精の手 | 1 | オートアクション | ― | 自動成功 | 自身 | 至近 | 2 | リミット | |
《カスタマイズ》組み合わせ判定直後使用可 ダイス一つを10にする 回/判定 Lv+1回/シナリオ | |||||||||
巨人の影 | 1 | オートアクション | ― | 自動成功 | 自身 | 至近 | 3 | ― | |
オーヴァードに与ダメージ時使用可 選択した取得エフェクトのLvをシーン間+2する 回/シーン | |||||||||
原初の虚:夜魔の領域 | 1 | オートアクション | ― | 自動成功 | 自身 | 至近 | 22 | 120% | |
メインプロセス直後使用可 未行動化し、ラウンド間【行動値】0化 回/ラウンド Lv回/シナリオ | |||||||||
万能器具 | 1 | メジャーアクション | ― | 自動成功 | 自身 | 至近 | ― | ― | |
何でも作る | |||||||||
壁抜け | 1 | メジャーアクション | ― | 自動成功 | 自身 | 至近 | ― | ― | |
障害物を無視して移動する |
コンボ
星々に願いを
- 組み合わせ
- 《コンセントレイト:モルフェウス》+《カスタマイズ》
- タイミング
- メジャーアクション
- 技能
- 射撃
- 難易度
- 対決
- 対象
- 単体
- 射程
- 20m
- 侵蝕値
- 4+1
- 条件
- ダイス
- C値
- 達成値修正
- 攻撃力
- 100%未満
- 5+3+2
- 7
- 2-2
- 9+2D
- 100%以上
- 5+4+2
- 7
- 2-2
- 9+2D
- 《夜魔の領域》メインプロセス
- 5+4+2+5
- 7
- 2-2
- 9+2D
《バーサークセルフ》使用時
マイナーで暴走解除時
武器 | 常備化 | 経験点 | 種別 | 技能 | 命中 | 攻撃力 | ガード 値 | 射程 | 解説 |
---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
ダムドスカル | 20 | 射撃 | 〈射撃〉 | -2 | 9 | - | 20m | 暴走を解除すると、シーン間この武器での攻撃ダメージ+2D 攻撃する事に侵蝕率+1 |
一般アイテム | 常備化 | 経験点 | 種別 | 技能 | 解説 |
---|---|---|---|---|---|
夜魔の仮面 | 30 | 一般 | ― | 《夜魔の領域》と同時に使用可 《夜魔の領域》効果のメインプロセスのメジャー判定ダイス+5個 | |
贋作王の秘本 | 5 | 一般 | ― | モルフェウス以外のシンドローム専用ユニークアイテムを取得、使用できる 指定:夜魔の仮面 | |
ウェポンケース | 1 | 一般 | ― | いつでも使用可 指定武器を装備する 指定:ダムドスカル |
経験点計算
能力値 | 技能 | エフェクト | アイテム | メモリー | 使用総計 | 未使用 |
---|---|---|---|---|---|---|
10 | 5 | 114 | 55 | 0 | 184 | 0/184 |
侵蝕率効果表
現在侵蝕率:
0-59 | 60-79 | 80-99 | 100-129 | 130-159 | 160-189 | 190-219 | 220-259 | 260-299 | 300- | |
---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
ダイス | +0 | +1 | +2 | +3 | +4 | +4 | +5 | +5 | +6 | +7 |
Efct.Lv | +0 | +0 | +0 | +1 | +1 | +2 | +2 | +3 | +3 | +3 |
容姿・経歴・その他メモ
仮面で顔を隠している吸血鬼
ヴァンピールによって吸血鬼となってからは、彼のもとで生活している。
彼のもとで獲物を探す都合上FHエージェントとして活動している。
しかしヴァンピールに対しては別だが、FHそのものに対して忠誠を誓っているというわけではない。
あまり自身の素性について多くは語らないため謎が多い。
賢者の石の適合者だが体の何処に宿しているかも不明。
低位のレネゲイドビーイングを使役しているためか、周囲に不穏なオーラを纏っている。
趣味は星座鑑賞。
戦闘スタイルは使役している低位のレネゲイドビーイングに対象を攻撃させる。
自身の衝動を喰らわせ、喰らった悪霊は弾丸となり敵を襲う。
由来メモ
・CN「幻姿達の群」:ダムドスカルの攻撃方法から
・CN「マス・カレイド」:「mass」(集まり)と「kaleido」(変幻極まりない) また「kaleidoscope」(万華鏡)から星空を連想
・CN「マス・カレイド」:「mascarade」(仮面舞踏会、見せかけ、ふりをする、成りすます) ブラム=ストーカーを偽ったり仮面を被ったりしていることから
・名前「スエテ」:フランス語の「souhaiter」(望むこと)から
・名前「ラ・ソルガ」:「ウロボロス2022」というフランス産ワインを製造しているブランド「ラ・ソルガ」から
・出身「ラングドック」:上記の「ウロボロス2022」の原産地
・家宝「ベリエ」:ルビーが星座石である牡羊座のフランス語「Bélier」から
履歴
ラングドックのソルガ家といえば地元でも名の知れた名家だった。
代々、巨大なルビーのペンダント「ベリエ」を家宝に受け継ぐ由緒正しき血筋。
私はそこの長男としてこの世に生まれ育った。
父も母もとても愛情深い人だった。
これ以上ないほどの祝福を受け、今考えても最大級の幸せ者だったと思う。
妻と出会ったのは、17歳のとき。
父の知り合いが経営している会社の祝賀パーティだった。
挨拶ばかりで正直退屈していた私は、パーティを抜け出して星々が煌めく夜空のバルコニーで暇をつぶしていた。
そこには彼女もいた。
私と同じようにパーティにうんざりして抜け出していたのだ。
なんとなく気になって目で追っていると、彼女と目が合った。
お互い事情を察したのか、自然と二人で笑い合っていた。
そこから軽く言葉を交わし、デートを重ね、気がつくと私達は家族になっていた。
あの日輝いていた星たちが、私達を縁を紡いでくれたのだと今でも思っている。
結婚して数年、リュミエルが産まれた。
我が息子ながら、とても可愛い男の子だった。
よく怒り、よく泣き、よく笑い。
それでいて自分でものを考え、しっかり選択のできる賢い子だった。
自慢の息子だった。
だからリュミエルの結婚は私達に新たな祝福を齎した。
私の人生で幸福の絶頂を取り上げるなら、父になった時と祖父になった時の二つになるだろう。
家宝が受け継がれていくのを2度も目の当たりにできたことは、間違いなく幸せだった。
あの日は、息子夫婦が孫のヴェリテを連れて我が家に遊びに来ていた。
私は仕事の都合で帰宅が遅れていた。
久しぶりに息子夫婦や孫に会えることの喜びを隠しきれずにいた私は、自身に翼が生えていないことを恨んでいた。
私が家につく頃にはすっかり日も落ちてしまっていた。
しかし、家の明かりは灯されていなかった。
不思議に思いながらも私は玄関の扉を開けた。
そして私は、遅くなった詫びとして買ったガレットデロワを床に落とした。
眼の前の惨状を理解するのに必死だったからだ。
星を見ることはできなかった。
幸い、犯行推定時刻の私のアリバイが証明され犯人として疑われることはなかった。
だが私以外家族全員を惨殺する心当たりのある人間が捜査線上に挙がることはなく、警察の捜査は難航した。
犯人の手がかりが一切なかったからだ。
凶器も不明、痕跡もなし、目撃証言もなし。
実は近年、似たような惨殺事件が各地で相次いでおり今回の事件もその一つと考えられた。
捜査は完全に手詰まりとなり、数年すると数多くの未解決事件の一つとして事件ファイルに纏められることになった。
私は家族の死の真相を、残りの余生で突き止めようと家宝のベリエに誓った。
あらゆる手段、あらゆる方面から真実を追求し続けた。
しかし調べれば調べるほど、何か不可思議な現象によるものなのではないかという疑念が大きくなっていった。
所謂、悪霊と呼ばれるものの存在だ。
調べるうちに、その存在が実現すると私は確信した。
それから世界中を飛び回り悪霊や呪いといったものについて調べ回った。
そして私は日本にたどり着いた。
「ヴァンピールという男が情報を持っている」
もはや誰から聞いたかも覚えていないその情報を頼りに私は彼に会いに向かった。
思ったよりすんなりと彼には会うことができた。
しかしいざ目の前に対峙した瞬間、私はこれまでにない恐怖を覚えた。
体中の血液が凍りつくような恐怖にその場に立ち尽くすことしかできなかった。
それでもなんとか絞り出すように彼に事情を説明した。
すると彼はにやりと笑い、あっさりと自分について語りだした。
自身が「吸血鬼」であることを。
真相を知るためには、彼の手によって吸血鬼とならなければならない。
だが吸血鬼になったら最後、二度と人間には戻れない。
そう伝えられた。
迷うほどの時間は私にはなかった。
彼に血を与えられた瞬間、私の身体は今までにない程の悲鳴を上げた。
体中が焼かれるように熱く、引き裂かれたかのように痛い。
私は救いを求めた。
神に祈るように、仏に縋るように、星に願うように。
家宝を握りしめながら顔を覆って、痛みが過ぎ去るのをただ耐えることしかできなかった。
気がつくと私はベッドに寝かされていた。
どうやら痛みのあまり気を失っていたようだった。
ふらつきながら洗面台に立ち鏡を見た私は驚きを隠すことができなかった。
私の右目が存在しているはずの場所には、家宝のベリエが美しく輝いていた。
私はヴァンピールからこの世の真実を聞かされた。
我が家に伝わっていた家宝は、高濃度のレネゲイドウイルスが鉱物に溶け込むように自己保存を行っている「賢者の石」と呼ばれる代物だったこと。
そして私の家族を殺した悪霊はその賢者の石に引き寄せられていたこと。
そしてその悪霊「レネゲイドビーイング」の暴走によって私の家族は殺されたこと。
私はその悪霊たちの影響を受けづらい体質「賢者の石の適合者」だったこと。
全ては“偶然”であったこと。
私の人間としての人生は終りを迎えた。
余生で死の真相を突き止めるという私の悲願は成就された。
そして「吸血鬼」かつ「オーヴァード」となった私の人生が始まった。
悪霊たちの暴走による理不尽な事故をなくすため、彼らを使役し制御することのできるスカルリングを手に入れた。
残りの人生、彼らを制御し続けることが、私にできる唯一の使命だと思ったからだ。
星々が輝く夜、吸血鬼として、そしてFHとして悪霊たちを操り制御する私には、幻姿達の群“マス・カレイド”のコードネームが与えられた。
スエテ・ラ・ソルガはもう死んだのだ。
マス・カレイドとして活動を始めて数年、陽の光を避ける生活にも慣れてきた頃。
あれは、どうしても日が沈む前に済ませなければいけない用事ができた日だった。
久しぶりの太陽の下、正直かなり辛かった。
耐え難い苦痛と眠気に襲われながら手短に用事を済ませた。
大分日も沈み身体が楽になってきた頃、突然レネゲイドの反応を感知した。
気になった私はその方向へ向かうと、奇妙な光景を目撃した。
オーヴァードに覚醒した少年が、逸般人の子どもを今にも殺そうとしている瞬間だった。
とっさに身体が動いた。
「この子を人殺しにしてはいけない」
何故か、そう思った。
今思えば、息子や孫を重ねていたのかも知れない。
もうとっくに死んだはずの「スエテ・ラ・ソルガ」がまだ生きていたのだろうか。
なにを今更。
願わくば、この子は幸せになってほしい。
だが、この願いは私のエゴではないだろうか。
今は亡き家族の代わりを探しているだけなのではないだろうか。
本当に願っているのはこの子の幸せなのだろうか。
この願いは、呪いではないのか。
星よ。
セッション履歴
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