概要

ボーイッシュな姿の少女。光が丘高校の2年生で、冴塚支部所属のUGNチルドレン。学校でもUGNでもミステリアスで近寄りがたい雰囲気を放っている。
服で隠しているが、体中にピアスをつけている。特に首や腕には一段と目立つコルセットピアスをつけている。実はスプリットタン。これらは彼女の自傷衝動の現れであり、ジャームを1体殺す毎にピアスが1つずつ増えていく。痛みによって自分が生きていることを確かめると共に、命を奪った相手への贖罪にしている
体内に“ハイペリオン”というRBが宿っている。

経歴

一般的な家庭の一人娘だったが、母親の嗜好により男として育てられる。その一方で、父親からは性的虐待を受けていた。両親の間で板挟みになっていた至は幼いながらも強いストレスを感じ──覚醒。暴走のままに一家を虐殺する。過度の暴走により一時命を落としかけるも、“ハイペリオン”が体内に宿り一命を取り留めた。以降UGNに保護されている。
自分を守ってくれるUGNを信頼し、可能な限り力になろうとしている。一方で、ジャームとの戦闘の際には覚醒時のことを思い出し強いストレスを受けてしまう。凍結保存は耐えられるが、ジャームを殺すことには強い忌避感を覚えている。

戦闘

頭にウシの角、背にハチドリのような鮮やかな色とハヤブサのような地味な色の2対の翼、腕がライオン、腰にオオカミとヘビの尾のように全身が異形に変化し、顔の右半分を黒いカラスの仮面が覆う。首のコルセットピアスが解け目のようなものが現れ、角の間に太陽を模した魔眼が出現。太陽の威光と圧力により敵を怯ませ、獣の力で粉砕する。

関連人物

ハイペリオン

髪

白

瞳

銀

肌

灰

一人称

我

二人称

お前

「太陽への信仰」が形をとった存在。太陽神とされた生物の特徴を組み合わせた姿をとり、宿主の身体にもその形質を与える。性別は無性だが、男性らしき口調・声で話すことが多い。
普段は至の体内で休眠状態になっており、彼女が意識を失った時にのみ姿を現す。稀に彼女の体を使わずに顕現することも可能なようだ。
何故至に宿ったのかは不明。

メモ

至は「夏至・冬至」からハイペリオンの季節の神の面を、またハイペリオンの高みをいく者という意味と「高みに至る」をかけあわせている

特徴を拾った動物等とモチーフにしてる神
ヘビ：アトゥム、ケツァルコアトル、アポロン、ヴィシュヌ
ハチドリ：ウィツィロポチトリ
ハヤブサ：ホルス、ラー
ウシ：ハトホル
ライオン：セクメト
カラス：アポロン、アマテラス、火烏
ニワトリ：アポロン、ヘリオス
オオカミ：スコル
複眼：スーリヤ、フワル・フシャエータ