容姿・経歴・その他メモ

髪

黒檀

瞳

白っぽい水色

肌

色白

私の来歴をお話します。
XXXX年生誕、体重1256g...え？もっとくだけた方が？
かしこまりました、博士。
私は資産家の父と社長令嬢の母の間に生まれ、金銭的な苦労は何もせず生きてきました。
いずれ人の上に立つのだと厳しい英才教育を受け、常に競争の内に晒されて育ったために、あまり感情の表現が得意ではありません。
勿論、社交性ある人物の仮面を被ることはできます。そうでなければ生きていけませんでしたから。
両親の仕事は中東の大富豪を相手にしたビジネスでしたが、あるとき、そのやりとりをより円滑にするべく我々も中東へ移ろうという話が出ました。
当時も世界的にテロが蔓延しており、抜き差しならない状況でありましたから、お父様は最高クラスのセキュリティを敷き、私たち家族を守ろうとしてくれました。
しかし、やはりそんな危険を冒すべきではなかったのです。
…今になって思えば、あれはオーヴァードかジャームの仕業だったのでしょう。
通常の兵器よりも遥かに速く、高精度な爆撃が、私たちの居る空港を襲いました。
次々と粉微塵に吹き飛ばされてゆく周囲の人々。
それは私たち家族も例外でなく、護衛の方々を含め、みな爆弾で身体をばらばらにされていきました。
そんな中、父と母が庇ってくれたお陰で、私は何とか一命をとりとめたようです。
しかし、目を覚ました私を待っていたのは、身体の殆どを機械と取り替えた、変わり果てた自分の姿でした。
その絶望たるや、筆舌に尽くしがたいものでありましたが…その事件と手術をきっかけに覚醒した私は、両親の仇を討つため、私を救って下さったジャーヴィス博士に師事し、日夜研鑽を重ねているのです。
…この喋り方、ですか？
生前から私はこのような喋り方でした。
ただ、さまざまな方とお話するときには、その方のタイプと目的に合わせて被る仮面を変えていましたので…
今はもう、その技術もすっかり必要なくなりましたから、私は私らしくいることにしたのです。
柏木葵という名も、仇を討つまでは捨てる気でいます。
今の私は鋼鉄少女〈アイアンガール〉。博士の最高傑作です。

…因みに、この義体や武装、コードネームは博士の趣味です。どうも大昔のアメリカン・コミックやムービーがお好きなようで。
こういったプライベートなことまでは話すな？
失礼しました、博士。
申し訳ありませんが、先ほどの発言はカットしてください。
では失礼します。そろそろお洗濯物が乾く頃ですので。

セッション履歴