イメージソング

インフェルノ　(アーティスト：Mrs. GREEN APPLE　/　炎々ノ消防隊 OP)

参考用ダイス(CoCのAPP)

APP→12 (評価：人によっては印象に残りにくい容姿。平均的)

容姿

褐色の肌と金色の瞳が特徴の男性。かなり筋肉質だが引き締まっており「細い」と思われる方。目つきがやや鋭くてやや強面、肌の色とや筋肉質な体格で威圧感があるので初見では怖がられる上、未成年だとは思われないタイプ(老け顔ではなく、纏う雰囲気が大人っぽいようなイメージ)。

性格

　今時かなり珍しい武人肌気質。クールで皮肉屋で物事には感情よりも理性のほうを優先させるほど冷静な性格の持ち主。過去の経験で冷静に物事を見ようとする事を心掛けているが、根は感情的な熱い性格でもある。また根っからの苦労人気質故に困難に立ち向かおうとする人を見てしまうと、つい助けてしまうような優しい一面がある。

概要

　FHチルドレンにしてマスターランクに匹敵するほどの若きエージェント。マスターグレイヴ「墓守　清正」やディアボロス「春日　恭二」に匹敵するほどの耐久性と継戦能力の高さで名を挙げている。表向きは知り合いのエージェントであり、BARのマスターの店で居候をしながら店員として働いている。

　表の顔は知り合いのFHエージェントが経営するBARヒヒイロカネの店員として住み込みで働いており、酔っぱらった荒くれ者を追い払うケツモチだったり、注文を届けるウェイターとして働いている。見た目が大人っぽいので「鳴樹市にある大学(運動系)の学生」と思われている。実際、客と話している際に堂々と奢ってもらった酒を飲んで平然としているので、常連客からは「酒が強く、腕っぷしもいい店員」のような認識となっている。ちなみに店長と他の店員は怜雄の未成年飲酒については注意しない方なのでそれが余計に勘違いの拍車をかけている。

　裏のエージェントとしての顔だが、どのセルや派閥に属することのない所謂傭兵型のFHエージェントとなっている。主に護衛役として召集されることが多い。マスターグレイヴやディアボロスに匹敵する継戦能力の高さで敵を足止めしたり、対象を奪われたり攫われないようにする任務を得意とする。

戦闘スタイル

　戦闘スタイルは武器を一切使用しない素手でのステゴロ型。空手をベースとした特殊な古武術で敵を圧倒しつつ、無尽蔵ともいえる体力と《復讐の刃》によるカウンター中心とした戦法を得意とする。しかし、カウンターばかりと侮ると直接攻撃によってダメージと共に体力が回復されるので、長期戦になればなるほど苦戦させられる。しかも、幼少期の戦いで取得した遺産と契約したことでトライブリードのキュマイラの《完全獣化》よりも強力な身体強化術を会得しているので、純粋な身体能力では間違いなくマスターエージェント級の実力者である。

六連流暗殺拳　/　ムツラリュウアンサツケン

　怜雄が習得している格闘術。元々はFHのとあるセルのセルリーダーが使用していた格闘術で「人体を壊す」ことに徹底的に特化した殺人拳。ベースは空手なのだが現代日本での「競技用空手」とは大きく異なり、廃れていった「古武術としての空手」の技術を取り込んでいき、実戦形式で洗練された「実践型空手」となっている。

　覚醒したオーヴァードが使用すると厄介な技が多く、エフェクトを纏わせた拳や蹴りによる強打に加えて不意打ち用の頭突きなど技のレパートリーが豊富。しかし、どれも「実際の殺し合い」で活用できる技で構成されているので習得するには地獄のような殺し合いの経験が必要とされる。

　怜雄が幼少期に所属していたセルでは部下に技術を習得させるために幼少期に殺し合いさせて技術を磨かせる蟲毒のようなことをしており、怜雄は4人の仲間と共に生き残って、当時のセルリーダーを殺害することに成功している。ただし、代償として生き残ったのは怜雄だけとなっており、今やこの戦闘術は怜雄だけのものとなっている。

第1話　邂逅

　鳴樹市を拠点としているFHエージェントこと帷　怜雄は「BAR・ヒヒイロカネ」の店員として日常を過ごしていた。そんなある日、知り合いの仲介人アマギリから護衛依頼の話を持ち掛けられた。対象は明らかに無関係そうな普通の少女「明星　結希」という少女だった。最初は断ろうとしたが依頼人がアルフレッド・J・コードウェルという点と依頼料の高さから興味を持ち、依頼を受けることとなった。

　依頼を受けて1週間後――突如、現れた車に結希が連れ去られるのを目撃。護衛として救助し、誘拐犯との交戦時に結希がオーヴァードであることが判明。彼女と協力して撃退し、二人で調査を進めて元・UGNエージェントの「ラタトスク」という人物が元凶だと判明。居場所も判明し、直接叩くことに。その際、結希がFHのエージェントであるのが判明。彼女の姿が昔の仲間と被り、懐かしさと共に彼女に一目惚れすることに。そして、ラタトスクとの戦いでは結希がマスターレイスの一人であることや「戦乙女」という不思議な能力を持つオーヴァードであること、彼女に突然キスされて彼女の相棒となったこと等と色々あったが見事撃退に成功した。

　そして、アマギリ経由で彼に来た次の任務は「結希の通う高校に生徒として潜入する」というものだった。

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