ヨハネの黙示録より、終末を告げる7人の天使『黙示録のラッパ吹き(トランペッター)』から。
第一から第七のラッパがあり、1つ吹かれる度に未曽有の大災害や殺戮が起こるとされる。

余談だが、彼が愛用するウェポンケースはトランペットケースに偽装してあり、
その中身のショットガンも愛称はブランダーバス……いわゆる“ラッパ銃”である。
https://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%83%96%E3%83%A9%E3%83%B3%E3%83%80%E3%83%BC%E3%83%90%E3%82%B9

若干細めで背が高め、髪はボサっとした茶色。同じUGN職員のテレーズいわく顔付きは「中の上」とのこと。
糸目というわけではなく、常に柔和な微笑みをたたえているのでそう見えるだけである。

ちなみに容姿というか爆発時の話なのだが、エンジェルハイロゥの能力により謎の「見せられないよ光線」が放たれ
内臓やら血飛沫やらが辺り一面に飛び散るショッキングな光景は隠される。子供たちにも安心のR指定回避である。

普段の彼は、口調は穏やかで微笑みをたやさず、割と気配りもできる好青年らしい雰囲気をまとっている。
しかし実際は、その半生と与えられた能力から、人の死や生命の尊厳というものにどこか無頓着である。

彼は悪人ではないが、残念ながら善人でもない。相手がUGNの敵であれば微笑んだまま銃を放つし、
必要とあらば多少の被害が出るのを承知で敵陣に移動を開始し、【削除済】する。
そしてこれも残念なことに、彼が出動を要請されるような案件は、多くの場合においてそうする必要がある。

今現在彼がUGN職員として真面目に働いているのは、ひとえに彼を救い面倒を見てくれたエージェント達や、
知人であるテレーズ・ブルムの人間的な魅力、恩義……あるいはその善性に惹かれているからである。

「今日も良い天気ですねぇ。穏やかで、死ぬには良い日だ……そう思いません？」
――敵陣への移動の直前。

「失礼ですね、誰が危険人物ですか！せめてリーサルウェポンと呼んでください、リーサルウェポンと！」
――作戦内で共に動くことになったUGNエージェントと。

「テレーズさん、相変わらず大変そうだなぁ…。出会ったばかりの頃は、可愛らしい女の子だと思ったもんです。」
――仲間との帰り道、敷地内でテレーズ・ブルムを見かけて。

今から遡ること約8年前、当時学生だった東は、両親の勤める医療会社へ社内見学に来ていた。
両親を重病の治療薬開発に携わる人物だと信じ尊敬していた宗次は、2人の働く姿を見ようと会社を訪れたのだ。
――家へと届いた、一通の案内状と共に。
それは好奇心か自分の将来設計のためか、あるいは多忙で家を空けがちな親への、一抹の寂しさもあったかも知れない。
宗次はその“如何にもそれらしい”会社見学の案内状を、特に疑うこともせずに郵便受けから受け取った。
それから彼は2人へのささやかな差し入れを持ち、親切な会社員らしき人物に普通に案内され、
両親が働いているという研究室の扉の前に立った……。

ここまでが、東 宗次の覚えている事故直前ギリギリの記憶だ。彼は確かにその扉に手を掛けたような気がするのだが、
そこから先の記憶は丸で存在せず、次に気付いた時には全身を包帯に巻かれ、病室らしき部屋で横になっていた。

君の両親が務める会社で大きな爆発事故が起こったこと・君を含めた大勢の人物が亡くなり、その中には君の両親も含まれていたこと・君はレネゲイドウイルスというものの感染者であり、オーヴァードという超人的な能力を持つ者となったこと……。エージェントから突き付けられた、そのあまりに信じ難い事実の数々に彼は完全に混乱し、平静さを取り戻してUGNへの加入に至るまでの間、数度【削除済】した。しかし最も不可解な謎は、彼が会社を訪れた日から爆発事故が起きるまでの間に、1週間もの開きがあったことだ。

何故それまで普通の学生として生きてきた宗次が、レネゲイドウイルスを研究する施設への見学を許されたのか？
誰が彼を社内へと招き、両親のいるウイルス研究室まで手引きしたのか？
彼が会社を訪れてからの空白の1週間、そこでは何が行われていたのか？
爆発事故の数少ない生き残り達は何を知っているのか？

彼は密かに、失われた時間とオーヴァードと化した経緯とを追い求めている。

PC①のっとさん：勇水 日清
【シナリオ邂逅前】お相手がUGNイリーガルということで、こちらからの面識は今のところない。勇水君側でも、
自爆する危ないエージェントがいるらしい、という噂を聞いたことがあるかもぐらいのレベルだと思われる。

【邂逅後】UGNエージェントの先輩として、（恐らく善意で）UGNの戦い方を教える姿勢を取るが、
何分やることが（自覚があまりない割に）物騒なので、ほとんど反面教師的な立ち位置になる。
初回の自爆以降は若干距離を取られるようになり、宗次は首をかしげることに。
「勇水くん、私がUGNの先輩として戦い方の手本をお見せしましょう！」ﾃｸﾃｸﾊﾟｧﾝ。
「」

PC②津田ちゃん：離石 夢奈
※暫定版

【シナリオ邂逅前】お互いUGN所属ということで、その存在はある程度認識しているはずなのだが…
「あ！自爆の人だ！」「君は確かそう…覚えていますよもちろん…UGNチルドレンの方ですよねはい」
というわけでお互い名前すらよく分かっていない間柄。

【邂逅後】
多分夢奈からの「自爆の人」判定は変わらない、というかもっと酷くなっている。
東からは「花をもぐもぐしてる面白いお嬢さん」としてちゃんと名前も憶えられている。
多分、物怖じしない姫ムーブを気に入って良い茶葉やお茶菓子が手に入ったら声掛けたりしてるはず。多分。

PC③タケダさん：作成中
※暫定版

【シナリオ邂逅前】UGN所属かつ直属の上司であるが、まだ着任して日の浅い支部長に対しても容赦なく迷惑を掛けている。
「支部長、この間の件はありがとうございました！ところでまた情報処理班と記憶操作班を動員して欲しいのですが…」
FHが活発だとこっちも火力出せるエージェントを動かさざるを得ないからね、しかたないね。

【邂逅後】幸い支部長のメンタルがつよつよなお陰で、東が絡んだ案件も大概なんとかごまかせている。
前任の支部長を泣かせるか怒らせるか呆れさせるかの三択だった東にとって、現支部長はとても頼もしく見える。
他のエージェント達にも（避けられない場合は）紅茶を振舞ったりするが、支部長にも時々差し入れを持っていくようだ。

PC⑤レオ君：土岐　誠二
【シナリオ邂逅前】8年前、東 宗次を爆発事故現場から救助したエージェントその人。
土岐が別市の支部長に着任するまで、東はUGNへの加入の仲介やオーヴァードについての学習など
多くのことを彼に手助けしてもらった。彼に対して恩義を感じると同時に、自分など助けて欲しくなかったという
鬱屈とした感情も若干ながら持ち合わせている。

【邂逅後】昔話に花を咲かせつつも、土岐側は自爆行為を重ねる東のことを若干心配したり諫めたりするかも？
東側は久しぶりに土岐に会えて嬉しそうな顔をするが、貴方が助けてUGNへと招いた以上、
自分のやり方にはあまり口出しして欲しくないという気持ちも。