“獣の奏者”貴家 春花
プレイヤー:あるてぃめっと☆とり
「私にも、守りたいものがありますから」
- 年齢
- 19
- 性別
- 女
- 星座
- 乙女座
- 身長
- 169
- 体重
- A4用紙三枚分
- 血液型
- 不詳
- ワークス
- 情報屋
- カヴァー
- 一般人
- ブリード
- ピュアブリード
- シンドローム
- ブラム=ストーカー
- HP最大値
- 26
- 常備化ポイント
- 2
- 財産ポイント
- 2
- 行動値
- 10
- 戦闘移動
- 15
- 全力移動
- 30
経験点
- 消費
- +154
- 未使用
- 0
ライフパス
出自 | ごく普通の一般家庭、彼女はごく当たり前の幸せな生活を過ごしていた | |
---|---|---|
一般家庭 | ||
経験 | "怪物"は一夜にして彼女から全てを奪った | |
喪失 | ||
邂逅 | ||
良き人々 | ||
覚醒 | 侵蝕値 | |
感染 | 14 | |
衝動 | 侵蝕値 | |
殺戮 | 18 | |
その他の修正 | 18 | |
侵蝕率基本値 | 50 |
能力値
肉体 | 2 | 感覚 | 4 | 精神 | 2 | 社会 | 1 |
---|---|---|---|---|---|---|---|
シンドローム | 1×2 | シンドローム | 2×2 | シンドローム | 1×2 | シンドローム | 0×2 |
ワークス | ワークス | ワークス | ワークス | 1 | |||
成長 | 成長 | 成長 | 成長 | ||||
その他修正 | その他修正 | その他修正 | その他修正 | ||||
白兵 | 射撃 | RC | 交渉 | ||||
回避 | 1 | 知覚 | 1 | 意志 | 調達 | ||
情報:UGN | 2 | ||||||
情報:FH | 2 | ||||||
情報:裏社会 | 1 |
ロイス
関係 | 名前 | 感情(Posi/Nega) | 属性 | 状態 | |||
---|---|---|---|---|---|---|---|
Dロイス | 申し子 | ― | |||||
ジェームス・ハウスマン | 傾倒 | / | 恐怖 | FHのエージェントのマスターエージェントということもありかなり警戒している | |||
テレーズ・ブルム | 感謝 | / | 隔意 | 自身の立場に尽力してもらった。感謝してもしきれない | |||
信頼 | / | 劣等感 | |||||
/ | |||||||
― | |||||||
尽力 | / | 不安 |
エフェクト
種別 | 名称 | LV | タイミング | 技能 | 難易度 | 対象 | 射程 | 侵蝕値 | 制限 |
---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
リザレクト | 1 | オートアクション | ― | 自動成功 | 自身 | 至近 | 効果参照 | ― | |
(LV)D点HP回復、侵蝕値上昇 | |||||||||
ワーディング | 1 | オートアクション | ― | 自動成功 | シーン | 視界 | 0 | ― | |
非オーヴァードをエキストラ化 | |||||||||
リミットブレイク | 2 | メジャーアクション | 効果参照 | ― | ― | ― | 4 | Dロイス | |
浸食n%を無視してエフェクトを組み合わせて使うことができる | |||||||||
コンセントレイト・ブラム=ストーカー | 3 | メジャーアクション | シンドローム | ― | ― | ― | 2 | ― | |
C値-lv下限値7 | |||||||||
紅の刃 | 10 | メジャーアクション | RC | 対決 | ― | 視界 | 1 | ― | |
攻撃力+lv+1の射撃攻撃を行う | |||||||||
赤色の従者 | 1 | メジャーアクション | ― | 自動成功 | 自身 | 至近 | 5 | ― | |
HPがlv×5+10の従者を1体自分のエンゲージに作成 | |||||||||
愚者の軍団 | 5 | メジャーアクション | ― | 自動成功 | 自身 | 至近 | 5 | 100% | |
赤 色の従者で作り出す従者の数を+lvする。この効果で1シーンに作り出せる従者の上限は超えられない | |||||||||
血の絆 | 2 | メジャーアクション | ― | 自動成功 | 自身 | 至近 | 3 | ― | |
このエフェクトを組み合わせた<赤色の従者>で作り出した従者はシナリオ終了時まで存在する。 | |||||||||
声なき者ども | 5 | 常時 | ― | 自動成功 | 自身 | 至近 | ― | ― | |
1シーンに作り出せる従者の数を+lvする 基礎浸食+7 | |||||||||
愚者の兵装 | 4 | 常時 | ― | 自動成功 | 自身 | 至近 | ― | 従者専用 | |
従者専用アイテムを従者にlv個まで常備化させる。基礎浸食+4 | |||||||||
赤河の従僕 | 6 | 常時 | ― | 自動成功 | 自身 | 至近 | ― | ― | |
自身の作り出す従者の全ての能力値を+1 基礎浸食+3 | |||||||||
無面目 | 1 | オートアクション | ― | 自動成功 | 自身 | 至近 | 3 | ― | |
自身の力"バンダースナッチ"としての力を封じ込め隠すために使用中 | |||||||||
超人的代謝 | 1 | 常時 | ― | 自動成功 | 自身 | 至近 | ― | ― | |
レネゲイドの活性が高いため基本代謝、治癒能力が他のオーヴァードよりもかなり高い |
コンボ
"薔薇の庭園"
- 組み合わせ
- 赤色の従者+愚者の軍団+リミットブレイク
- タイミング
- 技能
- 難易度
- 対象
- 射程
- 侵蝕値
- 条件
- ダイス
- C値
- 達成値修正
- 攻撃力
- ダイス
- 100%
一般アイテム | 常備化 | 経験点 | 種別 | 技能 | 解説 |
---|---|---|---|---|---|
従者の回路×4 | 従者のRC判定値に+2。この効果は重複する | ||||
適合体 | 15 | 自身の取得している最大レベルが10のエフェクトを1つ選びそのレベルを倍にして扱う。紅の刃選択 |
経験点計算
能力値 | 技能 | エフェクト | アイテム | メモリー | 使用総計 | 未使用/合計 |
---|---|---|---|---|---|---|
0 | 0 | 269 | 15 | 0 | 284 | 0/284 |
侵蝕率効果表
現在侵蝕率:
容姿・経歴・その他メモ
パーソナリティ
貴家 春花(さすが はるか)
東京近郊に住んでいる青く澄んだ瞳と長い金髪の髪が特徴の少女。白い外殻を持つ様々な獣の従者を使役して戦うブラム=ストーカーのオーヴァードであり、つい最近UGN幹部から実力を買われイリーガルとして活動して始めたという。
過去(情報UGN23or情報FH16ぐらいで抜ける)
本名ロウェリー・アリゼンベルグ "薔薇の鍵を持つ者"
過去に欧州各所で観測されたレネゲイド関連の事件である"霧の町"において確認されている唯一の生存者
"バンダースナッチ"の能力解明のための実験体として様々な組織にたらい回しにされていた過去を持つ、つい最近までUGNでも"バンダースナッチ"の能力解明のため彼女に対する実験が少なからず行われていたが、UGN内部での彼女を一人の人間として尊重すべきという意見ももと現在はUNGの保護のもと新しい身分を使い一般人として生活をしつつUGNのイリーガルとしても活動している。
シンドロームはブラム=ストーカーのピュアブリードであると考えられているがそれだけでは説明できない力もあり実態は正確なシンドロームは現在でも不明。
"バンダースナッチ"のものと同じ霧を発生させる力とそれによって生み出される猛獣を従者として使役する力を持つが出力は本元のものと比べ大きく劣る。また能力の制御がオーヴァードとして訓練を行った今現在でも不安定であり、能力の全力使用をした場合は暴走の危険性があり、出力が不安定で周期的に力が増減する。
"霧の町"事件 (情報UGN13or情報FH11ぐらいで抜ける)
"バンダースナッチ"と呼ばれるジャームによって起こされた事件であり、町1つが深い霧によって飲まれその町の住人全員が血痕のみを残して消えるといったものであり、この強大なジャームによって民間人、事件解決を担当したUGN:EU支部、FHそれぞれに大きな被害が発生したが、UGN本部の精鋭部隊が投入され交戦、その部隊は行方知れずとなったが、再び"バンダースナッチ"による"霧の町"事件は発生しなかった為、この事件は収束したとされた。
"バンダースナッチ" (情報UGN15or情報FH13ぐらいで抜ける)
童話の怪物の名前を冠するジャームで"薔薇の猟犬"とも称される街を埋め尽くすほどの霧とその中に発生する猛獣の群れ、神出鬼没で強大な力を持つこのジャームによって多くの民間人、UGNエージェントが犠牲となった。霧の性質としては霧はオルクスの領域に近いものであると考えられているがその霧から猛獣の群れが作られている、領域の発生源が確認されないことから現在では霧そのものがジャームの本体である考えられておりまた現状のシンドロームだけでは説明できない超常的な能力も多数見られた。
それぞれの猛獣は猟犬、鳥、龍など様々な形態を持つがそのどれもが"輪廻の獣"の仮面と似た似た白い外殻を持つ。
真実
彼女の正体それは"バンダースナッチ"その落とし子である。数多の人間の中で唯一このジャームのレネゲイドウイルスに適応しオーヴァードとして覚醒した。
"バンダースナッチ"は遥か古代より存在するレネゲイドの古代種、ある"神格"から産み落とされたという現代では既に失われたウロボロスシンドロームの進化の果て、歴史の中で失われたとされたものの1つである。その特異性は現在のシンドロームに当てはまらない常軌を逸したモノである。
"バンダースナッチ"の能力は殺戮に特化している領域であり獣、正攻法による攻略法は存在しない。霧そのものがこのジャームであり、霧の中に入るということは既にこのジャームの胃袋の中に入るに等しい。そのため霧の中に入った者達は一方的に殲滅された。
ロウェリーは"バンダースナッチ"の能力を十全に扱えないのは、本元基準で彼女は赤子同然の状態、成長段階であるからである。本元ほどの街を覆うほどの霧を発生させる、その内部に蠢く大小さまざまな猛獣達の制御、霧の内部の物理法則の書き換え、等を十全に行えるようになるのは最低でもあと700年程度必要。
しかしまだまだ成長段階で十全でないにしてもその力は強大無比である。少数で質は劣るものの従者の制御、自身を霧に変える、霧の領域を扱うなどの能力は一般的なオーヴァードとは比較にはならない力であると同時に諸刃の刃でもある。
帰郷
フランスのマルセイユその南部、そこにポツンと墓地がある。"バンダースナッチ"の被害者、その共同墓地である。
公に語られはしないが、あの化け物によって奪われた命、それをせめて祀るためにと事件収束後UGNの手により密かに作られた。
...そして彼女は自身と向き合っていくことを決めた。これはその第一歩...
花束を持った少女は昔を思い出しながら歩みを進めていた、その歩みはどこか不安げで悲しい表情をしていた。
「...エマ…ルネ…ジャック…アンドレ…お母さん…お父さん…皆…」
つい思ったことが声に出る。彼女にとっての友達、家族はあの時みんな居なくなった。そう
「もう10年も前…なんだよね…自分の中で決着をつけたつもりになってたけど…いざこうなると駄目だな」
「(やっぱり、怖い....)」
心の中でそう思う
あの夜の事はまるで昨日のことの様に覚えている。街が霧で包まれたあの日、みんなどこからか現れた化け物と“霧”に食べられて死んだ…私も死んだ筈だった。
目が覚めた。その時は私は自分の中にある恐ろしい記憶は全部夢だと思った。だけど、そんな事はなかった。
辺りを見渡して初めに目に入ったのは赤い壁、赤い床、赤いベッド、それの赤が自分そして家族の血であることは子供の脳でもわかってしまった。
その後は家を飛び出して、町を歩き回った。私みたいな人が自分以外にもいると思っていた。だけど、自身の歩きなれた道を進んでいけばいくほど「そんな事は無い」ということを私に確信させていった。
「...みんな...どこ...どうして...みんな..みんな本当に...」
あの町で私は一人ぼっちになった...
...そのあとは何かを喋る大人にどこかに連れて行かれた。その先からUGNの人達に助けられるまではただ色んなところに連れて行かれて、閉じ込められて、蔑まれて、痛いことをされて…あまり詳しく思い出せない。
ただ痛くて、くらくて、怖い...それだけ。
「…行こう、皆きっと待ってくれてる...行かないと...」
足取りは重い、しかし一歩、一歩ずつ前へと歩みを進める。
そうしているうち彼女は殺風景な墓地にたどり着く、霧の街事件での失踪者共同墓地だ。
「…ここだよね…やっぱり最も早く来るべきだった…そう、もっと…早く」
一人の少女は歩みを進め一つの石碑の前で立ち止まり話し始めた...
「...みんな?久しぶり?私、ロウェリーだよ…」
「あはは、驚いた?まぁそうだね…ここに来たのはこれが初めてだし…ごめんね…今まで会いに来なくて」
「…私ももう19歳だよ…この10年間でいろんな事があったんだ…」
少女はそのまま話し続ける
「あの夜が明けてから大人の人達に連れて行かれちゃってさぁ…それでこの力についてとか色々分かった…皆を殺したあの霧の事が…」
「それで、色々知らされてさ...世界が脆く崩れてしまうもので...私はもう...人間じゃないって...」
「私だけがあの時の霧の力を使えるって、その後は色んな大人の人にたらい回しにあって…酷いことも言われたし、凄く痛いことも沢山あって…」
「大きな事件に巻き込まれたりもして…それでまた人がいっぱい死んだり…私が…殺し…」
「………」
長い沈黙が流れる。そして彼女は振り絞るようにまた口を開いた。
「でもっ!…いい人にも会えて…私のことを…守ってくれて…人として認めてくれて…こんな私でも生きてていいって言ってくれて。その人達のおかげで今の私があるんだ」
「沢山…沢山の物を返しきれないぐらい貰って…」
「それでね!今はその人達に恩返ししようと色々頑張ってるの!その人達の力になれるように…」
「………」
「あはは.....」
「…やっぱり…駄目だな…私…」
彼女も頭の中では理解している。そんなことは、絶対に実現できないと...
「…寂しいよ…どうしようもないと自分では分かってる、分かってるけど!…でも…みんなと…また会いたいよ…」
「どうして…あの時に私だけ生き残って…!こんな事に…」
「ねぇ…!私を…私を一人にしないで…一人は寂しいよ…」
「……ぅう…うわぁぁぁぁああぁぁあぁぁぁ!!!!………」
そうして少女は泣き崩れた...泣いて、泣いて...今まで彼女が味わった苦しみ、孤独は常人では想像もできないことだっただろう。
そうしてひとしきり泣いたあと彼女は顔を上げた。
何かを決意した顔で前を向き直って口を開く
「…情けないなぁ…こんな風に泣いて…久しぶりに…みんなの前にこうして立ってるのに…」
深呼吸をする。自身の決意を再確認する。自分は、これをするために此処に来た、此処に立っているのだから。
「…みんなに1つお願いがあるんだ…」
「...私は助けてもらった人達に恩返しがしたい。だからこんな私でも頑張って生きてみよう、この命を他の人の為に使おうと思ってるんだ」
「だから私は皆の代わりになんて言わないけどこれから頑張って生きていくよ」
「だから...10年待たせた私が言う事じゃないかもしれないけど…」
「また来年...ここに会いにくるから...ここに帰ってきて待ってて...」
「それが、私のお願い」
「私、これからも生きて行く...胸を張って行きたいんだ!」
少女は石碑に花を手向ける。
「じゃあまた来年!…みんなまたね、絶対会いにくるから!また待っててね!」
最後にそれを言い残して、彼女は墓地を後にした。
セッション履歴
No. | 日付 | タイトル | 経験点 | GM | 参加者 |
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