容姿・経歴・その他メモ

かつて少年は何の変哲もない日常の住民だった。
ただ、あの時に己を襲ったジャーム、これにより日常から非日常に引きずり込まれ──死の淵から這い上がる代償に、化け物(オーヴァード)になった。

「その呼び方はやめろ、虫唾が走る。事実あれは俺の運が良かっただけだ」
「ジャームも、それに手を伸ばそうとする奴らも、全て俺の敵だ」
「知るか。勝手にしろ」

■結城 佑(ゆうき たすく)

他の人間を寄せ付けないエージェント。エリートだのと呼ばれているが本人はそんなつもりは一切なく、エリートと呼ばれるのを嫌う。
人嫌いというか一人が好きな人間。人と行動すると死ぬほど疲れる。

表向きはバーテンダーの青年。彼の数少ないコミュ力は此処で大体消費されている。
オーヴァードになり、父にはほとんど勘当され疎まれているもののそれでも慕ってくれていた妹を溺愛している。彼が戦う理由は「妹の日常を護るため」という一面もあるとか。

しかしそれ以上に彼が戦い続ける理由は
母を、日常を奪い去ったジャームを、それに与するものへの憎悪。
八つ当たりだということも分かっている。けれど、けれど。復讐せずには、殺さずにはいられなかったのだ。

Slaughter(スラーター)_意：(大規模な)殺戮

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