容姿・経歴・その他メモ

髪

深緑

瞳

浅葱

肌

黄色

「UGN本部査察部第二課”罪測り/ダウトスケール”の副隊長になります、よろしゅう」
「「復讐の私情をもつ存在が天秤が務まるんか」って？　灰かぶりの魔女以外のものにはさして私情はないから、正確な天秤でいられるんや」


名前：尾羽啓介
読み：おばね けいすけ
ＣＮ：罪測りの天秤/罪謀りの天秤


－どっこい概要欄だ－
UGN査察部第二課”ダウトスケール”に所属する青年
ダウトスケールの仕事は”裏切り者の物差し”。裏切りの疑いがある者達の元へ派遣され、その真偽を確かめる為の存在である。
彼らの判決の後”エスケープキラー”などといった別動隊が動くこととなる。
ダウトスケールはあくまでも”測る為の天秤”であり、執行するための槌でないのだ。
ダウトスケールを取り仕切る長は啓介の妹である尾羽美空。ＣＮ：罪測りの羽根”ティノ・ピューマータ”

ー性格ー
ソラリスとノイマンの能力における交渉術や情報処理能力によってＵＧＮの規則に沿った判決へと傾く。
言ってしまえば”自分で決める”事が極端に苦手であり、他に測るものがなければやっていけない。
普段は温和な物腰ではあるが、それはロイスの存在以外にはさして興味がない為。面倒ごとを避けるためのものである。はんなり。

ー外見ー
20代の青年の外見と、50代の初老の男性の二つの外見を持つ。
かつて住んでいた街で起こった災厄”灰かぶりの夜”の影響で急激に体の時間が進んで老いてしまったのだ。
”麗しの容貌”を活用することによって20代の外見に戻ることもできる。


－かつての話ー
過去に尾羽啓介は家族と共に七つ時市に住んでいた。オーヴァードなど全くの関係のない一般家庭だった。
ある日、レネゲイド災厄”灰かぶりの夜”に見舞われたことにより、母は胚にまで時間が撒き戻され、父は骨と皮が風化するまで時間が進み死亡した。
この時啓介も灰の影響を受けたが、両親が身を挺して兄妹を守ってくれたことにより身体が急激に老いはしたものの死亡するまでには至らなかった。
灰が収まった時には、父がいた場所には塵の山が、母がいた場所には毛のない小さなネズミのようなものが落ちていた（胎児）
その後、救援にやってきたＵＧＮの部隊に保護される形となった。
妹は事件が終わるまで気を失っており、直前の記憶はない。
事件後、気が付いた妹に自身の姿を見られた時”お父さん”と認識された為、今では二つの外見を切り替えながら妹の心を守る為に”父”と”兄”の二つを使い分けている。


なお、灰かぶりの夜を起こしたのは覚醒時に暴走していた運命さん。この事件の際に運命はバロールの時間操作の能力を失った。
燎原の朝と灰かぶりの夜、無貌の城塞と無数の奈落はそれぞれメイン組のあいつら。


【戦闘口上】
我は天秤、罪降す槌にあらず
其の天秤、片皿に吊り縄を垂らす
小さなくちばし　長い腕　大きな目
高鳥掲げた天秤　謀り審判の声

ＵＧＮ本部査察部第二課”ダウトスケール”
罪謀りの天秤”ギアレスリブラ”

ここに、1つの罪を謀る！！







『灰被りの呪いはとけない』
　久々に妹と2人で食事に出向いた。同じ組織とはいえ顔を合わせることは随分と少なくなってしまった
　『お兄ちゃんは任務で来れない。ってさ』と不貞腐れたように妹は話すのだ

　15年前の灰を被って急速に老いた身体は今は50前後。丁度父が生きていれば同じ年だ
　『今度はお兄ちゃんも一緒に、3人で会えたらいいね。』と、妹は夢を語る
　
　『ね、お父さん』と夢を見せたまま

　まだ夢を見せなければいけない。せめて正しい現実に戻すまでは夢の中にいてほしい
　父が生きていると信じているこの子の為に
　夢見がちな組織をあるべき形に戻して、もう怖い魔女はいないのだと絵本を閉じて
　正しさを証明できたその日には　妹を裏切り続ける日を終わりにできる日がきたら

　僕は、夢から覚める覚悟はできるだろうか

セッション履歴