容姿・経歴・その他メモ

　両親はＦＨエージェントだった。
剣輔とその妹の彩香は両親は慈善事業をしているものだと思い込んでいた。少なくともそこには愛情や家族愛があった。
　両親はテロを起こし、多くの人間を殺害した。それは清浄なる理想を掲げたからこその決行だったかもしれない。だが両親は手に負えないモノ、ジャームとして認定。処理された。
　残された剣輔と彩香はＵＧＮの監視下に置かれた。ＦＨエージェント、加害者の息子。生きていることが罪のような扱いを受けた。
　ある日、剣輔と彩香テロの被害者の親族に殺されかけた。彩香は重体。しかし剣輔はオーヴァードとして覚醒する。
彩香は入院、治療のためには莫大な金が必要。選択肢はなかった。
「自分の親の罪は消しきれない、許されるわけでもない。自由もない。ゴミのように使い潰されても構わない、か。」
　剣輔の幸福の生活は両親の罪故、望まれないだろう。ＵＧＮに力を貸すのも彼には居場所が、自由意志がないからだ。ただ身を削りながら、戦い消えることこそが彼の贖罪かもしれない。

猫舌。

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