容姿・経歴・その他メモ

髪

レッド＆ブラックタン

瞳

赤

肌

「わたくしは「犬」です。固有名称はありませんので、ご自由にお呼びください。」
「わたくし一匹ではソファに上がれないのです。お手数ですが、ソファの上に上げてはいただけないでしょうか。」
「肉も、骨も、魂も、すべて食い散らかして差し上げましょう。」

一人称・わたくし　二人称・あなた　三人称・さん付け（コードネームも）

支配型のレネゲイドビーイング。
ウェルシュ・コーギーの体を乗っ取る形で人間の生活に溶け込んでいる。
堅物な性格。基本的に物腰は柔らかいのだが、本能が刺激されると攻撃的な口調になる。
お腹を撫でられることとシャワーが好き。

存在が確立したのは、意志を持ったレネゲイドが瀕死状態になっていたとある家庭のペットと接触したのがきっかけ。
動物病院に預けられたペットは、無機質な空間で声なき叫びをあげる。「ここから出て、主人に会わなければならない。」
命の果てが間近で願いが叶うこともないであろうと思われていた時に、意思を持ったレネゲイドが彼に声をかけた。
知りたがりなレネゲイドは、他種と関わることでうまれる「何か」に惹かれる。
肉体的自由を対価に、彼の願いを代わりに叶えることを約束。一度命の炎を絶やした身体を乗っ取る形でオーヴァードに覚醒した。

とある家庭のささやかな幸福を謳歌するペットは仮の姿。正体はUGN弐野市第2支部の支部長。
見た目はごくごく普通の犬だが、ノイマンの効果もあり人間を凌駕するほどの頭脳を持っている。
基本はただの犬なので人語を話すことは不可能だが、ヒューマンズネイバーを介して眠れる遺伝子で犬の姿を再構成しているため、人語を話すことができるようになっている。
眠れる遺伝子の力を解除すれば人間の姿になることも可能らしいが、本人的には犬の方がいろいろと都合がいいとのことで、彼が人間になった瞬間を見たものはいない。

一般家庭でのペットを演じている際は、家族に「ぼん」と呼ばれている。
公私混同は避けたいとのことで、UGNのエージェントとして立つ際は「自由に呼んでほしい」と言っている。ぼんと呼ばれることは好まない。
本来は身体の主の名前であり、自身には名前がないということを意識しているせいかもしれない。

取引という形で肉体的な自由を得たものの、自分の存在理由やありかたについて悩んでいる節がある。
犬であって犬ではない。身体の主の代理を担っているものの、本来の自分が何のために生まれ、こうまでして何を成そうとしているのか。
果てのない疑問にいつか解答を得たいと思いつつ、結果を急いでしまうことも。

的確に急所を狙い、インパクトの瞬間で最大火力をたたき出すといった繊細な近距離戦闘が得意。
ごり押しはスマートではないというこであまり好かないらしい。
完全獣化を使用すると、愛くるしい小型犬の姿から一変して魔獣のようなおどろおどろしい姿になってしまう。こわい。
その容貌から放たれる威圧感は、すべての動物が畏れて動きを止めてしまうだろう。
（自称獣の王より王様してる感じある）

■好き嫌いについて
好きなもの／スマートなもの、シンプルなもの、洗いたてのタオル、お腹をなでられること
嫌いなもの／特にないけどスマートじゃないものはあまり好まない

■コンボ名
ヴァイタル・ストライク（vital strike）／急所を撃つ
シャッタリング・インパクト（shattering impact）／肉体、心をも砕くほどの衝撃
シンプルイズベスト！

■コードネームの由来
アイルランド伝承文学に登場する犬の名前を少しいじったもの。
彼に触れた水がワインに変わったり口から金銀を吐き出したり、また、昼と夜で姿を変える不思議な犬が由来となっている。
「すべての野獣を平伏させ、炎立つ日輪よりも素晴らしい」と形容されていたことも。
愛くるしい姿からは想像もつかないほどの威圧を放って動物たちを服従させる姿や、魔獣さながらの容姿に豹変する姿が類似していることから、このコードネームで呼ばれるようになった。
最初はモチーフそのままに呼ばれていたが、本人（犬）が気に入らなかったらしく今の形になった。

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