容姿・経歴・その他メモ

髪

白

瞳

赤

肌

本当ならリーサルシャイン+インフィニティコロナも入れたかった……。
でも、多少はユーティリティに入れないとさ……。

かつてヴェネーレ・ファミリー（当時は五代目の時代だった）はひょんなことから、かなり古い装飾品【リンゴの花のブローチ】を手に入れる。
古代ローマよりもさらに古いらしいというそれは、相当な歴史的価値があると思われた。これはヤクザが抱えていてもいいことはあるまい、と五代目と当時繋がっていたローマ市長と取引し、ローマ国立博物館に贈ることにしたのだ。
しかし、何故かアメリカの大企業【ビッグウェリントン社】が横やりを入れ、ファミリーの若い人間複数と、博物館の学芸員数名が殺され、数名が拉致されてしまった。
ケジメをつけるということで、ここに同社とファミリーによる戦争が始まってしまう。細かい経緯は省くが、これに若きルチアーノとカルロが駆り出されたようだ。
イタリア全土を駆け回り、ブローチを巡って争うことになり……その最中に、ただのブローチではないと判明する。
それは【遺産】と呼ばれるもので、莫大な力を齎す物であり、それが持つ歴史によっては人類史を大きく覆すものにもなるというシロモノだったのだ。
結果としてイタリア支社の支社長をわかりやすい形で処刑した後にブローチはその力を発現させてしまうのだが……不思議なことに少女の形になったのだ。
エウリュアレと名乗る彼女は、その伝説の通りゴルゴーン姉妹ゆかりの人物である……と言い張っているが……元がブローチなことを考えれば、妄言の類であるだろう。

しばらくの間、ルチアーノとカルロに懐いてついて回り、ファミリーでも奇妙な客分として受け入れられる。（おかしな話だが、ルチアーノとカルロを父として見ていたようだ。ファミリーとしては陽気なルチアーノに預けた方がいいということで、しばらく彼の家に滞在していた。故に、プロベンツァーノの姓を名乗る）
数年の妙な生活の後に、少女は広く見聞を広げると言い出し、旅に出て、それから一度も戻っていない。

……のだが、六代目が殺され、七代目になった……と聞きつけ、シチリアに帰ってきてしまったのだ。

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