容姿・経歴・その他メモ

髪

七色

瞳

臙脂色

肌

黄色

鞘走穹左衛門良綱(さやばしりそらざえもんよしつな)

江戸時代のとある将軍に仕えていた旗本。
ある日、参勤交代中に謎の空間の歪みに飲み込まれる。
気がつくとそこは2019年東南アジア~中東に位置する都市「ラウレスアレア」だった。
わけもわからないまま放浪していると、数人の男たちに囲まれた。
それはそこいら一体を縄張りとするFHセルの一つ「バーニングハンマー」の連中だった。
その中にはセルリーダーであるダイナマ・ゴロツキィもいた。
爆発でもしたかのような髪型がとても印象的だった。
彼は最近、ものすごく長い刀を手に入れたということを自慢していて、その日もこれ見よがしに持ち歩いていた。
その刀は噂によると、8マイルほどの長さがあるとされている刀で、その刀身全てが専用の鞘に収まっているらしい。
そんな一品を帯刀しながらに穹左衛門に絡んできた。

穹左衛門は言葉こそ通じないが彼らが自分に敵意を向けていることは理解できた。
そして次の瞬間、彼らは襲いかかってきた。
この人数相手、多勢に無勢かと思った。

しかし手をかざしたその時、男たちが吹き飛んだ。
それが何なのかはわからないが、とにかくこの能力は自分の味方になるものだというのが理解できた。
穹左衛門はその謎の風を操る力と剣術を巧みに利用しFH達を撃退した。
その際に刀を折ってしまったので、ゴロツキィの持っていたその刀をいただくことにした。
だがそれを手にしたとき頭の中で声が響いた。

『貴様が次なる我の主か。』

これがこの刀から発せられているものだというのは直感で理解できた。
この刀は、間違いなく妖刀の類だった。
聞くとこの刀、名を大太羅(でいだら)と言うらしい。
その刀身の長さゆえ、未熟な者では抜き切ることすら叶わないそうな。
そんな話を聞けば抜きたくなるのが漢の性。
迷いなくその刀を帯刀し居合の構えをとった。
かつて、江戸で神業と称された神速の居合。
その瞬間、穹左衛門は感じた。
これは...“イケる”と。
そして思い切りその一太刀を放った。

その後、刀から声が聞こえることはなくなった。
刀が自分を認めてくれたと言うことなのか。
それは定かではない。
しかし、こいつはもう自分の物だ。
それは紛れもない事実である。

それから穹左衛門は大太羅と共にラウレスアレアを歩き回った。
結っていた丁髷も、すっかり街に染まってしまい立派なアフロヘアーになった。
当時は目立ったその体躯もこの時代では当たり前で悪目立ちはしなかった。
しかし、その虹色のアフロヘアーは嫌でも目立った。
そうして歩いているとガラの悪い連中に絡まれては撃退し、また歩く。
それを繰り返していると、自然と色んな連中が後ろを付いてくるようになった。
それはいつしかFHセルとして組織されていき、気がつくと穹佐衛門は仲間に囲まれていた。
なるようになった。
それはこれからもそうだろう。

戦闘スタイルは居合の構えをとり、目にも留まらぬ神速の一太刀を浴びせる。
刀身が長いからか斬撃が飛んでいるのかは早すぎてわからないが、その一閃はどんなに離れていても敵を両断するという。

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