「診療所内で暴れんな！怪我増やすぞ！」
「この服？いいでしょ。街の外の学校ではこういうの着てるんだってさ」
「私はせんせーの剣。好きに使ってよ」

魔街にて孤児を預かる天使たちの家。その中でオーヴァードに覚醒してしまった子供たちが入るクラス。数年前の震夜事件の折に覚醒すると共に記憶を無くした詩那もこのクラスに入ることになる。このクラスの子供たちはこの施設を訪れるGPO隊員や非登録市民によって能力との付き合い方や多少の戦闘技術を学び、里親……この場合はその力を欲する者に貰われていく。詩那は"竜胆"に身元を引き受けられ、この家を後にした。

"竜胆"に引き取られてからは主に診療所の手伝いをしているが、診察や治療に手を取られる"竜胆"のための用心棒という側面が強い。診療所内の治安を保ち、外では"竜胆"の護衛として付き従うことを、身寄りも記憶もなくいつの間にか化け物になっていた少女は唯一の役目であり居場所だと思っている。相手を敵対者として認識した場合は("竜胆"のストップがかからない限り)一切の容赦なく命を獲りにいく。普段の明るく軽い態度と裏腹に戦闘中は水底に潜ったような静けさを湛えることから“花筏の獣”と呼ばれる

"竜胆"が買い与えた黒塗りの鞘に収められた大業物の日本刀。銘は黒牙。製作者不明。刀身二尺三寸五分。鋭い片落互の目の刃紋が特徴的。握るものの内面を次第に暴露させ、その獣性を引き出す妖刀。元より内に獣を秘める詩那とは相性が良く、時には刀に身を委ねることで攻撃性能を引き上げる

攻撃力:■■■■□□　耐久力:■■■■□□
敏捷性:■■■□□□　知能　:■■■□□□
射程　:■■□□□□　指揮　:■□□□□□
運　　:■■■□□□　侵蝕率:■■■□□□

弧月　　　　　アステロイド
旋空　　　　　スパイダー
シールド　　　シールド
free　　　　　バッグワーム