この期待(憧れ)だけは、裏切れない

■シナリオデータ
▼プレイ人数
2人
▼プレイ目安時間
オフライン・ボイスセッション：3時間程度
通話を用いたテキストセッション：6時間程度
フルテキストセッション：9時間程度
※ただし、シナリオの大部分をRPに委ねるため、参加者に応じて余裕を持った時間を用意することを推奨する。
▼使用ルールブック、サプリメント
基本ステージ環境で使用できる『アイテムアーカイブ』を除くすべてのサプリ
▼使用経験点
初期130点+8点（イージーエフェクトの取得に使用）
HO:Aの場合、上記に加えて70点（計208点）
HO:Bの場合、上記に加えて20点（計158点）
をそれぞれ追加すること。

HO:A 先輩
シナリオロイス HO:B

キミは、UGN九稜(きゅうりょう)支部に所属して4年が経った、ベテランのエージェントだ。
4年前に起きたFHセルによる大規模テロで覚醒し、UGNエージェントとしていくつも死線を潜ってきた。
ここ最近は、1か月前に起きたFHセルとの戦いで覚醒したHO:Bの指導役として活動していたが、FHセル側の大規模な作戦準備が確認されたことから、本格的な戦場へHO:Bが投入されるにあたり、そのペアとして行動することになった。
作戦説明を受けるにあたり、キミは後輩を連れ、三相(さんそう)支部長の元へ足を運ぶ。

下記は、PCがシナリオまでに知っている情報である。

▼UGN九稜(きゅうりょう)支部
関東の郊外に位置する九稜市に配備されたUGN支部。
この街を拠点として活動するFHセルとの戦いを目的に設立されており、5年以上に渡って攻防を繰り広げている。
4年前に前支部長の引退によって支部長が交代し、 現在は三相支部長という男性が支部を率いる。

▼4年前の大規模テロ
九稜市に潜むFHセルによって引き起こされた大規模テロ。
配達物に紛れ込ませた爆弾により、レネゲイドウィルスの無差別散布を行うという単純ながら危険な事件であり、 UGN側は事前の情報によってある程度まで被害規模を縮小することに成功したが、 一般人 33名のジャーム化、47名のオーヴァード覚醒、276名の記憶処理という、過去例を見ない被害を出した。
この事件によってUGN側も複数の犠牲を出しており、1名のUGNエージェントの殉職、12名の重傷者が発生。 前支部長はこれらの責任と、戦いで負った傷を理由に引退し、現在の支部長、三相正巳へその座を譲っている。

▼三相正巳(さんそうまさみ)
現 UGN 九稜支部長。 現在は後方サポートをメインとして指揮を執るが、4年前の事件では前線に出て戦闘も行っていたという。
ノイマン/オルクスシンドロームを持ち、温和な性格の男性。現在34歳。
本来なら市全域で小規模爆破が起き、市民の大半が覚醒または命の危機に瀕する可能性があったが、彼の情報収集と現場指揮によってその規模を大幅に縮小出来たという功績があり、現在は支部長に就任している。 PCたちをはじめとした、事件被害者という生い立ちのエージェントのことを非常に気にかけており、HO：B のことを HO:A に任せたのも彼である。