容姿・経歴・その他メモ

FHのオーヴァード研究の一環で産み出された。
UGNに保護されてからはチルドレンとして育てられたが、独りを好んでいた。
ある支部にエージェントとして配属された。
その支部は支部長とその妻、その娘で構成される支部であり、家族を知らない彼には眩しく映った。
しかし、そこで出会った人々と交流する内に少しずつ他人との付き合いが増えていき、人との繋がりを育んだ。
また、支部長の娘とは仲が良く、コンビを組んで任務を行っていた。
だが、その支部はジャームによって壊滅した。
戦闘が終わる頃には、支部長とその妻は自らの息子(非オーヴァード)を守って死亡、娘も瀕死の状態だった。
彼女から弟を託されたが、彼は目の前で家族が殺されたことで心が壊れかけていた。
だから、嘘をつくしかなかった。
ソラリスの能力で自分に暗示をかけると共に弟に幻覚を見せ、ブラムストーカーの力を使って両親に瓜二つの従者を作った。
全員いなくなっていないと、彼が真実を受け入れられるようになるまで嘘をつこうと決めた。
真実を知ったときに自分がどうなろうと構わない。
自分の人生をかけよう。
姉の姿を偽り、両親を捏造して、彼を育てた。
オーヴァードに覚醒して真実を知ったときには、それでも真っ直ぐいてほしいと命を懸けた。
現在は、いろいろなことが落ち着いたため、エージェントとして復帰。支部長になっている。

未だに自分にかけた暗示が解けず、言葉などが赤月哭の姉を模倣したものになっている。
もともと手先が器用だったこと、かつての家でお菓子を家族と作ることが多かったことから、パティシエを目指して勉強を重ね、実際に職を得るに至る。

支部の場所にあるビル一棟まるごと所持しており、1階に洋菓子店「リトルピクシー」がある。
洋菓子店側にはそれなりの席数喫茶スペースがあり、飲み物も作っている。
パティシエとしての仕事に手は抜かないが、任務が最優先なので不定休となっている。
洋菓子屋の奥に支部長の居住スペースと上階への階段があり、上階に支部と支部員のための仮眠・居住区画がある。
地下には防音設備を備えた訓練場がある。N市支部、通称「妖精支部」

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