容姿・経歴・その他メモ

髪

金髪

瞳

グリーン

肌

やや白

僕は大女優である母とアメリカ人の父との間に生まれた。だから、僕の目は緑色、髪は金、スタイルは抜群。
お陰で女のコには不自由しなかったけど…まあ、これはまた別の話ね。
そんな母親だけど、女優としての能力が最高な代わりに、母親としては未熟なヒトだった。
苛烈ともいえるその性格に父はすっかり疲れ果てて離婚、一方で母はろくな慰謝料もとらずにまた世界中を飛び回る仕事に戻った。
それの余波をモロに食らった僕は、幼い頃から母の送ってくるよく分からない高級品に埋もれ、退屈な子供時代を過ごすハメになった。
僕は一緒に遊びたかった。高級なおもちゃなんていらなかった。クレヨンがあって、母さんがそばにいて、その絵を見て褒めてくれればそれでよかったのに。
僕はとにかく退屈だった。クレヨンをねだる暇すらない母を恨んだこともあったけど、そもそも恨めるほど一緒に過ごした時間もないことに気づいた。
僕はクレヨンの代わりに指を使って絵を描くことにした。もちろん色なんてつくわけないから、そこは妄想で補った。母さんがいない間、何度も何度も何時間も何時間も描き続けた。
…そしたらある瞬間、指先から光が走って、そこら中に絵を描くことができるようになったんだ。
僕にはクレヨンが必要なくなった。
…母さんにねだるものがひとつ、消えてしまった。
そこから、UGNのお偉いさんが来て、母さんを説得して。僕の能力の発現過程は珍しいだとか何とかで実験体として連れてこられた。
…母さんは、僕を手放すことに何の躊躇もないようだった。
わかっていたから、あんまり哀しくはなかった。

実験はそこまできつくなかったからまあいいんだけど、動物園みたいに見られるのはあんまり気分が良いものじゃなかったな。
そこからある程度のRC訓練を終えて、時々データを計測しつつ、勉強がてら色んな学校に潜入してきたよ。

…それで、今回はどこ？用意とかあるからさ。
日時は早めに教えてくれると助かるよ。

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