黒幕によって改造された魔獣のひとり。
元々はキュマイラ・シンドロームを発症していたただのオーヴァードだったがある日誘拐され人体実験を施されていた。
実験や投薬の副作用により自身の記憶のほとんどが失われており、登録番号である｢40-E(シオイ)｣を名前として使用している。

後にペアリングユニットとして製造された少女｢96-A(クロエ)｣が繰り返し行われた実験に辛うじて耐えていたが彼女もまた精神崩壊間近だったため彼女を引き連れて脱走し、UGNチルドレンであるPC2に託したが程なくして暴走、ジャーム化してしまった。

最期は取り込んだ妹(クロエ)を取り込み、魔獣として完成した状態で戦いに挑むがPCたちに打ち倒され、
安らかに息を引き取った。

FHの非道な人体実験から妹と共に脱走したが自身に巣食うレネゲイドウイルスの侵蝕は既に限界だった。
偶然居合わせたPC3に妹を強引に託し息を引き取った。

ーーが彼の死をレネゲイドは許さなかった。
何度も改造された肉体はレネゲイドの干渉もあり巨大な竜へと姿を変える。
僅かにこびりついた「妹」へいう想いさえ偏執へと歪曲し彼女を探して藤海市へと襲いかかる。


最期は藤海市支部のエージェントたちに討たれ、縛られた生から解放されること、妹がこれ以上非道な目に遭わないことに安堵しつつ消滅した。