容姿・経歴・その他メモ

身長

118cm

体重

20kg

髪

黒

瞳

黒

肌

浅黒

パルティナに危機が迫ったとき地上に助けを求めに行くことを使命とする、遠駆けが得意な狼族の末裔。
しかし、長きに渡るパルティナの平和は、人々の心から危機感と彼ら一族への信頼を失わせてしまった。
今や彼らは、人心を乱し禁を犯そうとする嘘つき一族として扱われている。

唯一の後ろ盾と言えた両親を幼い頃に事故で失って以降、パルティナ内をふらふら生きている。
ポチという名は誰からともなく呼び始めた通称で、本当の名は誰も知らない。彼自身もよく覚えていない。
彼が覚えていることといえば、パルティナに危機が訪れたときには、その自慢の足で走り出さねばならないこと。
その使命を果たしたときこそ、失われた一族の誇りを取り戻すことができるだろう。


伝承武具《オクトパスアサシンシミター》
継承：譲渡
あなたはその武器（防具）を、誰かから譲られた。
伝承：死神の武具
ある暗殺者によって使用されたといわれる武器（防具）。さまざまな血を浴びてきたという。暗殺者の正体は結局知られることはなく、使った武器（防具）のみが語り継がれている。
パッシブ。攻撃の命中判定でクリティカルした場合、クリティカルによるダメージロールへのダイス追加に加えて、さらにダメージに+[CL÷3+2]Dする。呪詛追加。
宿命：勝利
その武器（防具）は、いつかあなたに勝利をもたらす。
呪詛：吸着性
その武器（防具）は、一度手にすると離れない。
そのアイテムを装備した場合、装備を解除することはできない（スキル、アイテムの効果でも変更できない）。この効果はシナリオ終了まで持続する。GMは解除できる条件を設定してもよい。


海王の都パルティナ　必要成長点：20点

古今東西を問わず、船乗りには大ボラ吹きが多いものだが、彼らが語り継ぐ海の伝説には脅威の真実が含まれていることもある。
そんな信じがたいが本当の言い伝えのひとつに、動くしまの町の物語がある。“動く島”の伝説自体は、海の不思議としてはポピュラーなものだ。
けれど、この古都パルティナを背負っているという魚は規格外の大きさを誇る。なにしろ、山脈が泳ぐがごとき巨体でゆっくりと回遊するこの存在は、“水泳ぐ魚の王”リヴァイアサンそのものなのだ。
伝説によれば、リヴァイアサンがこの古都を背負ったのは、“水の時代”のこととされる。“水の粛清”の際、思慮深い“水泳ぐ魚の王”は、ことごとくが水泡に帰すことを惜しみ、陸に住む者たちのため、神々に手心を加える許しを求めた。
だが神々の決意は固かった。
かろうじてリヴァイアサンが背負える命の分だけならば救ってよいということになった。そこで海の王は海岸沿いの都パルティナを選び、神々を畏れるものは集うようにとの言葉を陸地に届けさせた。むろん、その警告にしたがった者はごくわずかだった。

●解説
あなたは海上都市パルティナ出身の人間だ。この古代都市は“水の時代”以前に失われた技術がいまも生きる、失われた歴史そのものだといえる。
遠き時代、リヴァイアサンがこの街の住人たちを避難させた。だが神々はその背に逃げた者たちの中に妖魔が紛れていることを恐れ、リヴァイアサンに彼らを地に戻すことを禁じた。
だが、ほんのわずかに地に降りることを許された者もいる。地上のものを交易で手に入れたり、パルティナで起きた問題を解決するためどうしても地上に行かねばならないとき、選ばれた使者が送られることになる。あなたはその使者のひとりなのだ。

●恩恵
あなたはリヴァイアサンの祝福を受けている。この祝福はあなたを魔法から守り、さらに魚のように水中で自由に行動できる。
パッシブ。〈水〉属性の魔法ダメージに対するあなたの【魔法防御力】に+5する。また、あなたは《水陸両用》(『R3』P233)を取得する。

●束縛
パルティナの民は、本来は地上に出てはならない人間である。その正体を明かしてはならない。
この束縛に反した場合、あなたの【最大HP】に-[CL×3](最低1)する。

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