容姿・経歴・その他メモ

身長

１５５

体重

４５

髪

白銀

瞳

赤

肌

白

伝承武具　友情　恐怖　伝説　変化
変化：１地馬　２水ギルマン　３火狼　４風鳥　5光顔が光る　６闇顔が影で覆われる
敏捷＋１　相手リアクション−２dメイン直前シーン１回　バステで変化
初期所持金290G
二つ名：夜闇の蜃気楼（Dark night mirage)

流水系OK にんにく、銀（衰弱）、聖水、十字架NG
陰気なふりをした変態かもしれない
ほわっとしてるけど戦闘するとテンション上がる
コネクションは仲良くなったらそれに当てはまっていくような仕組み。
２話までのPTの印象：ナイトウィザード組のみ仲間として認識している。コネクションがそのまま当てはまる。アリアン組はぼやっと認識している。２話途中の神薙との会話で初めてアリアン組を意識し始める。ルーク、ノイシュ、ポポのコネクションは解放。

・導入：ルディは永遠を生きる吸血鬼の一族である。緩やかに流れる時間。閉鎖された世界で一族と暮らしていた。たまに人間界を覗くこともあるが、それも何十、何百年に１度という間隔であり、ルディにとっては一族が世界の全てといってもよかった。一族の長は一族からの信頼が厚く、彼のいうことは絶対であった。彼は言う。ウィザードと協力しろ、と。その不思議な任に疑問を覚えることもなく、ルディは、吸血鬼にとっては刹那の時を過ごすこととなった。

・１話：気がついたら、まったく別の世界にいた。初めての経験に驚くが、やることは変わらない。自分の任はウィザードのしましまと神薙を手助けすること。突如現れた洞窟。きっとそれが今回の任務に繋がるのであろう。調査の中で、気づいたら賑やかで生命力溢れる人間たちに囲まれていた。が、これも一時のもの。さして気にすることではないだろう。そうこうしているうちに突如紅い月が現れ、村は蹂躙される。死と別れ、悲しむ人間。死ぬことのない一族のルディは感情に添うことはできず、ただただ悲しみに暮れる村を静かにみつめていた。

・幕間：あの夜から夢を見る。夢の中の"自分"は毎晩死の淵に落ちる。"自分"とルディの境がだんだんと曖昧になっていく。その感覚は現実世界にも侵食していく。"自分"はあの遺跡の奥から私を呼んでいるのだ。

・２話：酒場の息子の友達が遺跡から帰ってこないらしい。探しにいくことになる。遺跡に入ると、"自分"の声がだんだんと近くなっていく感覚がする。底から呼ぶ"自分"の声が聞こえる。仲間を殺され、目の前で悲嘆にくれる少女がいる。寄り添い慰める人間がいる。でもそれは今のルディには届かない。いつ遺跡の外に出たのか、それすらも曖昧だ。朦朧とする意識の中、気づいたら神薙が隣にいた。夢の内容を言葉に出すことで、現に引き戻される。仲間を見ろと彼は言う。ここで初めてアリアン組をしっかりと認識する。彼らはどんな人物なのか。何を感じ何をおもって遺跡に臨むのか。そんなことを考えながら再度遺跡に潜る。"自分"の声は先日よりは遠くなっていた。
次の日の朝。獣の耳が生えた青年に呼び止められる。人の顔を覚えるのが苦手だが、忍び寄るさいこかんぱにーにいた人物だと思い至る。あまり眠ることができていないのか、血走った目で吠える。何が彼をそこまで焦燥感に駆らせているのか。聞けば彼も夢を見るらしい。そしてその夢は同じく遺跡の奥に繋がるものであるようだ。共に奥へ。奇妙な連帯感を覚えた。
遺跡の奥はどこか懐かしい気配がする。石造りの建物を想起させる石柱。あの夢に見た風景が囁いてくる。見たことのない場所のはずなのに、知っていると鼓動が跳ねる。意識を”私”に委ねそうになったとき、まだ低くなりきれていない少年の声が頭に響く。人ではない者と彼の父親が対峙している。”人”の攻撃が通用しない。それはいつぞやの書物に書いてあった怪物の話のよう。神薙と、ルークと目が合う。まさかと思い、ポール？と呼びかけると相手は、そうだ、という。伝承が現実になる場所。これは生者の領域ではないのではないか。それならここはいったい・・・？私たちは、とんでもない場所にきてしまったのかもしれない。

・幕間:この世界は一体どんな世界なのだろう。任務にしか興味がなかったが、この世界の人間に触れることで好奇心が育つ。酒場の書物を読み漁っても欲しい答えが出てこない。聞けば、この村には賢者なるものがいるらしい。現代の文字、世界の歴史、周りの地理、ポール達のような伝承。それらを求めて賢者の家に通いつめる。

・3話：小さな来訪者が訪れる。名はノイシュ。父を助けたお礼がしたいという。先日のポールとの戦いが思い起こされる。少年は真摯な瞳で見つめてくる。共に戦ったというのに、義理を感じるとは。この少年は守る側の人間になるのであろう。恩を感じることもないくらい強くなりなさい。あなたにはそれができるのだから。そんな思いを込めてくしゃっと頭を撫でた。
次の日の朝、自室の扉の向こうからか細い声が名を呼ぶ。遺跡で悲嘆にくれていた少女、ポポの姿がそこにあった。彼女の告白を聞き、受け止める。ここで出会う人々は、感じ方も考え方も、自分の生来のものとはかけ離れていることをまざまざと感じる。
ポールがいた場所からさらに遺跡の奥へ。奥に行くほど夢で見た光景に近づいていく。貴婦人は踊り、死者が嗤う。ダンスホールから先に進もうとすると意識が囚われる。遠のく意識の中ノイシュの笛の音が響き、ふと我に返る。清廉な響きが部屋を包み、幻惑がとける。
再度宮殿へ。いつのまにか小さな竜が増えている気がする。宮殿では、現実離れした光景が続く。このエリンとは違う意味で、別世界だ。まるで、この空間だけ俗世から切り離されたよう。進んでいくと、鏡合わせの姿の少女が目の前に現れる。見つめると、どこか懐かしい気持ちになる。少女が見せた生首を見て、自分の腕を掴んでいた仲間から動揺が伝わる。視線を戻すと、時を超えたかのように、目の前の風景が風化した。

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