金髪赤眼のロングヘアーに豪華なプレートアーマーを身に付けた少女。
身に着けた装備はすべてマジックアイテム。旅立つ王女のためにと用意された品々である。
身長は154cm。体重は46kg。

現代地球では人見知りで臆病、目立つのが苦手なオタク気質の少女。
目立つためあまりやらないが人には優しい。でも自分にも甘い。
エリンでは必死に社交的になろうとしている。というかならざるを得ない場面が多い。
ただ演技力はないため周囲には必死さがバレバレ。それが周りをほんわかさせるのだという。
一人称：私、二人称：あなた、三人称：～さん

現代地球の日本、東京生まれの高校生。名前を常田紫亜（ときた　しあ）。
中学から友達の勧められたゲーム「エリンディルの恋」シリーズにドはまりし、時間があればプレイしている。
ある日、いつものようにゲームをプレイしていると、急にめまいに襲われる。
そして目が覚めたときには――ゲームの主人公である王女アレンシアとしてエリンディルの世界に入り込んでいた。
ゲーム本編のシナリオと同様の流れは、なんかまあそのいろいろあって終了。
誰とも結ばれないが全員と仲良くできる友達ENDを選んだ。
ただそのエンディングには知られざる続きがあったのだ……。

エリンと呼ばれるファンタジー世界を舞台に描かれる女性向け恋愛シミュレーションゲーム。
人気というほどではないがコアなファンが多く、製作会社Arianの主軸となっている。
特に紫亜が気に入ってるのは西方編。
各国の王族の子息が小国、アーデルハイド公国の女王であるアレンシアを気に入り、衝突したり友情を築いたりするストーリー。
基本は恋愛シミュレーションらしく誰かと結ばれてENDを迎えるが、隠しENDとして結ばれず登場キャラ全員とお友達になるENDもある。ちなみに結ばれるENDでは必ず誰かが悲しい思いをすることになる。
紫亜も最初は推しと結ばれるENDを目指そうとしていたが、途中でだれかが犠牲になる事をよしとできず結局お友達ENDを迎える。
しかしそのENDには隠された続きのお話があった――。
18になる年、親から言い渡されたのはアーデルハイド家の成人の儀。
それは冒険者となり市政を経験する事。
恋愛シミュレーションは今、RPGとなったのだ……。

小国、アーデルハイド公国に代々伝わる由緒ある鎧。
マント付きの豪華なプレートアーマー。
装備者の体型に合わせてある程度サイズが調整されるため、代々の成人の儀で王族の旅立ちを護ってきた。アーデルハイド公国では"勝利の象徴"ともいわれている。
物理的な耐久のみならず魔法耐性にもすぐれる。