知能:高い　知覚:五感　反応:-
言語:交易共通語、魔動機文明語、魔法文明語、汎用蛮族語、ドレイク語、バジリスク語、妖魔語　 生息地:-
知名度／弱点値:19／2d+26　弱点:水・氷属性ダメージ+3
先制値:2d　移動速度:15(多足)/-
生命抵抗力:29(36)　精神抵抗力:29(36)

部位数:5（上邪眼/右邪眼/左邪眼/頭部/胴体）　コア部位:頭部

○毒・病気無効
　この魔物は「毒」「病気」属性の不利な効果やHP、MPへのダメージを一切受けません。
○生体強化
　人間形態時に受けていた魔法などによる効果が、変身後の全ての部位に引き継がれます。但し、【ヘイスト】【スケープ・ドール】は[部位:頭部]にのみ引き継がれます。
☆練技
　【キャッツアイ】【ストロングブラッド】【マッスルベアー】【ビートルスキン】【スフィンクスノレッジ】【デーモンフィンガー】【リカバリィ(20点回復)】の練技を使用します。
▽超越者
　[部位:頭部]の命中判定、回避判定以外の全ての行為判定で振った2dの出目が「10以上」だった場合、さらに2dを振り足せます。この効果は2dで「9以下」を振るまで適用されます。
▽猛毒の血液/必中
　この魔物に近接攻撃で物理ダメージを与えたものは、自身の手番の終了時に「2d+5」点の毒属性の魔法ダメージを受けます。
▼剣の託宣/運命凌駕
　HPが0以下になって生死判定に失敗した直後、もしくは手番開始時に任意で宣言することで、死亡せずにすべての部位のHP、MPを最大値まで回復し、不利な効果をすべて解除できます。
　この能力は1日未満の間に人間形態時で「▼剣の託宣/復活魔物化」を使用していた場合は、使用することはできません。
　この効果は1日に1回だけ使用できます。
▼魔獣の底力
　いずれかの部位が生死判定に失敗したときに使用できます。その生死判定を成功した扱いとし、そのラウンド中、この魔物はあらゆるダメージを受けなくなります。
　この能力は1戦闘に1回だけ使用することができます。
○複数宣言=2回
〆限定操霊魔法Lv16/魔力28
　15Lvまでの操霊魔法と、【プリセット・ドール】(FC29)を行使します。1手番につき[部位:頭部][部位:上邪眼][部位:右邪眼][部位:左邪眼]のうち、いずれか1部位のみが行うことができます。
○☑限定魔法適正
　戦闘特技《魔法誘導》《魔法収束》《魔法制御》《魔法拡大/数》を習得しています。これは魔法の行使でのみ適用されます。
☑高速詠唱
　1回の主動作で魔法の行使が2回行えます。2回の魔法の名称、行使の対象は異なっていても構いません。「☑高速詠唱」による魔法の行使は、魔力が4点低いものとして扱います。
○邪視拡大/数
　いずれか1部位の「～の視線」とついた能力を1手番につき2回使用できます。この効果を適用した判定は、双方の達成値に-1のペナルティ修正を受けます。
　手番を迎えるごとに、適用する部位を変更できます。
☑強化魔力撃=+10命中・+28ダメージ
　命中力判定に+10のボーナス修正を得て、追加ダメージを+28点します。同時に、自身の回避力判定・生命抵抗力判定・精神抵抗力判定に-2のペナルティ修正を受けます。
☆黒金剛の視線/2d+31/精神抵抗力/消滅
　「射程:50m」「形状:起点指定」で、敵1体を睨みつけ、石化進行(器用度、知力または敏捷度、知力/-12)の効果を与えます。この効果では最終的には石像ではなく、ブラックダイヤモンドの像に変わります。【キュア・ストーン】で解除することは可能です。
　鏡を手にしているものがこの能力の対象となったとき、精神抵抗力判定の達成値が、目標値より4以上高ければ、視線を跳ね返し、この魔物にこの効果を与えることができます。このとき、この魔物は精神抵抗力判定を行うことはできません。
　この効果は、この魔物が目隠しなどをしていても与えられ、呪い属性として扱います。
☆操位の視線/2d+30/精神抵抗力/消滅
　「射程:20m」「形状:起点指定」で、対象を睨みつけ、対象を特定の座標から、この魔物が望む場所に転移させます。
　転移させる先は、この魔物から20m内の任意の地点となります。また、高度もこの魔物からの距離が20m内となる座標なら、自由に決められます。空中に転移させられた対象は、即座に落下距離に応じた落下ダメージを受けます。
　対象を転移させる座標は、この効果の使用時に、この魔物が視認可能な場所でなくてはいけません。
　また、「射程:50m」「形状:起点指定」で、上記の効果の代わりに、1ラウンド(10秒)の間、「全力移動」を封じ、魔法やアイテム、特殊能力による特殊な移動、加えて、戦闘特技《影走り》などの移動を補助したり移動に付随する能力も行えなくさせることができます。
〆漆黒の視線/2d+30/精神抵抗力/半減
　「射程:10m」「形状:起点指定」で、漆黒の光線を放ち、「威力10+30」点の衝撃属性の魔法ダメージを与えます。
○回復適正
　[部位:頭部]が受けるHPの回復効果は常に+「1」点されます。
○不屈
　[部位:頭部]のHPが0以下になっても、生死判定に成功すれば気絶せず、通常どおり手番に動作を行えます。生死判定に失敗すれば死亡します。
○邪牙
　この魔物の近接攻撃は「威力59+34」「C値⑨」として扱います。
☆人間化
　瞬時に人間形態に変化します。魔法などによる効果と[部位:頭部]に負っていたダメージは、そのまま引き継がれます。負っていたダメージによりHPが0以下になるなら、即座に気絶します。
☆魔力の暴走
　この能力を使用するとMPを16点消費します。
　1ラウンド(10秒)の間、自身の魔力に+「13」、「時間:一瞬」となっている威力表を用いる魔法、及び「〆漆黒の視線」の威力に+「79」します。
　また、「〆限定操霊魔法」の制限を無視して、[部位:上邪眼][部位:右邪眼][部位:左邪眼]のうち任意の2部位までに魔法を行使させることができます。
　ただし、この能力の効果を受けている最中、主動作で魔法の行使判定を行う度に、[部位:頭部]のMPを16点消費します。
☑全力攻撃Ⅲ
　追加ダメージを+12点します。同時に、自身の回避力判定に-2のペナルティ修正を受けます。
○邪爪
　この魔物の近接攻撃は「威力79+37」「C値⑪」として扱います。

　ブラックダイヤモンドバジリスクは、3つの邪眼を持つ高位バジリスクです。額で光を放つ1つ目の邪眼はバジリスクたちが共通して持つ石化の邪眼であり、ブラックダイヤモンドバジリスクもまたその例に漏れず、睨みつけた対象をブラックダイヤモンドの像に変えてしまいます。2つ目の邪眼は周辺の存在の動きを視線一つで思いのままにし、3つ目の邪眼は対象の身体を貫く重い衝撃を与える光線を放ちます。
　しかし人族に育てられた結果善良な彼は、人族社会にはこれといって害を成す事はないでしょう。あるとすれば、彼を害した場合だけです。この姿も基本的に戦う際にのみ使うようにしていますが、中には人通りのない場所で魔物化した姿を目撃したという噂もあるようです。実際の所、真偽は定かではありません。
　魔物化したブラックダイヤモンドバジリスクは、体長4mほどの白い大トカゲの姿を取ります。まだ若い個体であるため、その体長は他のバジリスクと比べて一回り程小さいようです。額には黒に近いグレーの、右は白、左は黒色の邪眼となっており、光の加減で美しく光を放ちます。