【アンデッド】
40
漆黒の王
知能:測定不能 知覚:魔法 反応:敵対的
言語:なし  生息地:月
知名度/弱点値:40/45 弱点:回復効果ダメージ+3点
先制値:0 移動速度:0
生命抵抗力:75(82) 精神抵抗力:75(82)
攻撃方法 命中力 打撃点 回避力 防護点 HP MP
なし(中核)01
なし(肉壁)0100
触手(触手)68(75)2d+6551(58)401000
触手(触手)68(75)2d+6551(58)401000
触手(触手)68(75)2d+6551(58)401000
触手(触手)68(75)2d+6551(58)401000
触手(触手)68(75)2d+6551(58)401000
触手(触手)68(75)2d+6551(58)401000
部位数:8(中核/肉壁/触手×6) コア部位:中核
特殊能力(◯:常動型 〆:主動作型 ☆:補助動作型 ☑:宣言型 ▽:条件型 ▼:条件選択型)
●全身
毒、病気、呪い、精神効果無効

通常武器無効

漆黒の再生=100点
この能力はHPが0以下になっても有効です。
また、あらゆる効果で阻害されません。

漆黒の瘴気/0(7)/生命抵抗力/消滅
自身の周囲に漆黒の瘴気を充満させます。自身を中心に「半径100m /すべて」の対象は抵抗に失敗すると、穢れが1点上昇します。この効果は重複し、穢れが5点以上となったものは即座にレブナント(『BT』92頁)化し、この魔物の意のままに動かされます。
また、この効果に抵抗に成功した対象は以降同名の能力に対する抵抗判定に−1のペナルティ修正を受けます。この効果は累積し、重複します。抵抗に失敗した場合、この効果によって受けていたペナルティ修正はなくなります。
この特殊能力によって得た穢れはいかなる魔法や特殊能力でも消すことはできません。
この能力は各部位の手番の開始時に、自動的に発生します。
この特殊能力はHPが0以下の部位は発動しません。

不滅の概念
あらゆる即死効果を無効化し、また、最大HPはいかなる効果でも変動しません。

不滅の王
この魔物を中心とした半径1km[分類:アンデット]はこの魔物の利益を最優先に考え行動します。また、この魔物の支配下に置かれこの魔物の思うがままに動かされます。

魔法耐性
受ける魔法ダメージを40点軽減します。


●中核
分散
この部位のHPが0以下になった時、すべての[部位:触手]はこの部位から離れ自律行動を開始します。
切り離された触手は「○漆黒の再生」を失います。

不浄なる不滅
この部位がHP0以下になった時、半径1kmの範囲に無数の塵となって霧散します。範囲内のアンデットがいればその身体を依り代として再び蘇ります。複数のアンデットがいればその分だけ増殖します。
これを防ぐには、範囲内のアンデットをすべてあらかじめ倒しておく必要があります。
●肉壁
漆黒の再誕
自らが取り込んだ魔物を生み出します。
GMはこの部位の傍に任意の魔物を出現させることが可能です。出現した魔物は元のデータに関わらず「分類:アンデット」として扱い、自我を持たずこの魔物の意のままに動かされます。

中核を覆う壁
[部位:中核」はあらゆる攻撃や魔法、特殊能力の効果を受けず、対象となりません。
この能力は[部位:肉壁]のHPが0以下の間失われます。

防衛本能
ダメージを受けると、減少したHP10点につき1つ、新たに[部位:触手]を生み出します。

●触手
独立器官
この部位は、コア部位と異なる座標に移動することが可能です。その場合移動力は100として扱います。

長大な触手
対象が持つ「○攻撃障害」や、「○飛行」「○剣の加護/風の翼」などを無視して攻撃できます。

︎連携する触手
主動作を行ってない[部位:触手]を任意の数だけ対象として宣言できます。対象とした[部位:触手]の主動作をただちに完了し、その数だけ自身の命中判定に+4のボーナス修正を得ます。

取り込む
触手の攻撃が命中した時、この特殊能力か「▼漆黒の侵蝕」かのどちらかを選択します。
これを選んだ場合、触手の中に対象を取り込みます。対象は移動が出来なくなり、あらゆる行為判定に−4のペナルティ修正を受けます。また、その直後から「▼取り込み」を受けている触手による攻撃は自動的に命中します。
対象が脱出を試みるときには、引き剥がし処理(⇒『EX』67頁、『BT』28頁)に従います。
この能力で一つの部位につき最大10体までのキャラクターを取り込むことができます。漆黒の王自身が対象を解放したい時には、補助動作によって自動的に行うことが可能です。

漆黒の侵蝕
触手の攻撃が命中した時、この特殊能力か「▼取り込む」かのどちらかを選択します。
これを選んだ場合、対象に与えるダメージは「2d+83」点の確定ダメージとなり、適用ダメージと同じだけこの部位のHPが回復します。
この効果でHPが0になった対象は生死判定に−50のペナルティ修正を受けます。また、この効果で死亡した場合「剣の託宣/運命凌駕」などを始めとした効果はすべて使用不可となり、即座に穢れが5点上昇しレブナント(『BT』92頁)として蘇り、以後この魔物の意のままに動かされます。

漆黒の吸血/必中
自らを中心に「半径100m /すべて」の範囲に、漆黒の瘴気を浴びせ血液を奪い取ります。対象は、「2d+40」点の呪い属性の魔法ダメージを受けます。また、適用ダメージの合計値と同じだけ、この部位のHPが回復します。
この能力は1ラウンドに1回しか使用できず、連続した手番には使用できません。

分裂
この部位と同様の[部位:触手]を生み出します。この時、HPの現在値はそれぞれ半分(端数切り捨て)ずつに分割されます。新たに生み出された触手は即座に動作を行えますが、生み出された手番に「☆分裂」は使用できません。
この効果は各部位1ラウンドに1回しか使用できません。

完全障害
肉壁をあらゆる被害から守ります。
[部位:肉壁]が被るダメージや効果を肩代わりすることが可能です。
この能力はこの部位がコア部位から100m以上離れるか、この部位のHPが0以下の間失われます。




解説
とある不死者の成れの果ての姿です。本体は肉の塊としか形容できない状態であり、その本体を守るように周囲には複数の触手が唸っています。触手は常に分裂を繰り返しその数は時間を追うごとに増えていきます。それらすべてから湧き出る瘴気は周囲を穢れで満たし、あらゆる生命をレブナントへと変えてしまいます。
魔法文明時代中期、人族の脅威となったことからとある勇者によって討伐され、地上からその痕跡は完全に消し去られました。
しかし、その肉片の一部は勇者に討たれた瞬間の衝撃で大気圏外を突破し、月にまで到達しました。
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最終更新 : 2019/06/17-00:34:26

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