知能:動物並み　知覚:五感　反応:中立
言語:なし　 生息地:カルゾラル高原
知名度／弱点値:27／31　弱点:魔法ダメージ+2点
先制値:28　移動速度:40
生命抵抗力:34(41)　精神抵抗力:35(42)

部位数:10（頭部/胴体×2/足×6/尻尾）　コア部位:頭部

○再生=50点

○二回行動
　1回の手番に2回の主動作を行うことができます。この時、1回だけ主動作を行い、もう1回の主動作を行わず未行動扱いとして手番を終了することができます。

○小回りが効かない
　身体が大きすぎて、同じ場所に攻撃を集中させられません。同じ対象に1ラウンドに2回までしか近接攻撃を行えません。

〆巨体暴走/必中
　「射程：（移動速度×3）m」「形状：突破」で走り抜け、対象に「2d+29」点の物理ダメージを「残っている[部位:足]の数+1」回だけ与えた上で、転倒させます。走り抜ける際、移動経路（方向）は指定しますが、移動の終点の座標を定める必要はありません（視認せずともかまいません）。
　この能力を使うには、全力移動ができる状態で、かつ[部位:胴体]と[部位:足]が最低でも一つずつ主動作を行える状態でなければなりません。この能力の使用後は、全ての部位が主動作を完了します。
　この能力は、乱戦エリア無いからでも仕様できます。能力の使用後、カルゾラルウルトラトレイドンは突進の目標となった位置に移動し、それが乱戦エリア外であったなら、自動的に離脱に成功します。
　この能力は連続した手番には使えません。

▽致命の一撃
　あらゆる攻撃が命を奪う凶悪性を持ちます。近接攻撃に対して回避力判定に失敗したキャラクターに強制的に防御ファンブルの効果を与えます。
〆爆炎の息/34(41)/生命抵抗力/半減
　大量の炎を吐き出し、自らを中心に「半径30m」のすべてのキャラクターに「2d+27」点の炎属性の魔法ダメージを与えます。

○長い首
　牙での攻撃は、乱戦エリアを無視して、20m以内の任意のキャラクターを対象として行うことができます。
○攻撃障害=不可・不可/対象：[部位:頭部]/喪失条件：すべての[部位:胴体]のHP0以下

○魔法障害=-4/対象：[部位:頭部]/喪失条件：すべての[部位:胴体]のHP0以下
▽機動力低下
　[部位:足]のHPが0以下になった場合、その一つごとに、移動速度が-6されます。

○攻撃障害=不可・不可/対象：[部位:胴体]/喪失条件：2つ以上の[部位:足]のHP0以下
○長い尾
　尻尾での攻撃は、乱戦エリアを無視して、20m以内の任意のキャラクターを対象として行うことができます。

〆吹き飛ばし/31(38)/回避力/消滅
　自身の存在する乱戦エリア内のキャラクターすべてを殴り飛ばします。対象は「2d+29」点の物理ダメージを受け、さらに50m吹き飛ばされて乱戦エリアから強制的に排除されます。
　吹き飛ばす方向は、対象ごと、この魔物が任意に決定します。

　カルゾラル高原の一部地域に生息する、最低でも体長100mを超える大型のウルトラトレイドンです。
草食性で、周囲の諍いにはかけらも興味を示さず、巻き込まれなければ隣で戦争が行われていても動き出しません。しかし、自身を脅かす出来事には敏感で、大きな出来事を察知するとなにもかもを轢き潰して逃げ出し始めます。そのため、カルゾラルウルトラトレイドンが集団で移動を始めた地域では遠くない内に大きな災害が起こるとされています。
　全身の強度はウルトラトレイドンよりもやや強い程度ですが、その攻撃の一つ一つが致命的な傷をもたらします。これは一部のバジリスクの研究者の研究から、「運気や因果など漠然とした現象により引き起こされているのでないか」と推測されています。この現象からカルゾラルウルトラレイドンが多数生息する地域にはフォルトナかそれに類似するアーティファクトが存在するという説も存在します。