知能:人間並み　知覚:五感、魔法　反応:命令による
言語:交易共通語、魔動機文明語　 生息地: 
知名度／弱点値:－／－　弱点:なし
先制値:35　移動速度:60
生命抵抗力:28(35)　精神抵抗力:23(30)

○影走り
　スカウト技能の戦闘特技《影走り》を修得しています。

▼毒注入／27（34）／生命抵抗力／消滅
　この能力は「穿刺」による攻撃が命中し、「１」点以上の有効ダメージを与えた場合にのみ使用できます。
　突き刺した注射器から対象の体内に毒物を注入します。注入される毒は以下の六種類からランダムに決定されます。
　１．麻痺毒。対象は「１ｄ６」分の間、移動を含めて一切の行動ができなくなります。
　２．出血毒。対象は「１ｄ６」分の間、斬属性ダメージ＋３の弱点を受けます。
　３．腐敗毒。対象は「１ｄ６」分の間、手番の終了時に２ｄ６点の毒属性魔法ダメージを受けます。
　４．幻覚毒。対象は「１ｄ６」分の間、あらゆる行為の対象をランダムで決定する。
　５．石化毒。対象は「１ｄ６」分の間、石化進行（命中、回避、－８）の状態になります。
　６．即死毒。対象は1ｄを振ること。その出目が６だった場合、HPが０になる。
　この効果は毒属性です。

〆ポーションインジェクション
　以下の何れかの効果を、同じ乱戦内にいる任意の味方キャラクター一人に適用します。
　・ヒーリングポーションを投与し、HPを「２ｄ６＋１５」点回復する。
　・アウェイクポーションを投与し、気絶を回復する。
　・デクスタリティポーションを投与し、３ラウンドのあいだ対象の命中力を「＋３」する。

○半魔動機
　機械化された身体が刃を阻みます。
　刃のついた武器から攻撃を受ける場合、その武器のC値が「１」点高いものとして扱います。

○半統合人格
　このキャラクターは全ての「名称：カトルカール」のキャラクターと意識を共有するよう脳改造を施されているため、「名称：カトルカール」のキャラクターとであれば距離に関係なく、また発声能力の有無や聴覚の有無に関係なく意思の疎通を行なうことが可能です。

　カトル・カールと呼ばれる犯罪のプロ集団。その構成員の一人が彼、ローチー・ニードルマンです。
　失われて久しい魔動機文明時代の技術で肉体を改造されており、その能力は超越者と呼ばれる者たちと渡り合うことすら可能なものとなっています。

　魔法的な知覚を得るための長いアンテナ２本を頭から生やし、漆黒の大盾を背負って、脇腹に憑りつけた一対の補助腕を駆使して合計六本の手足で地面を疾駆する姿は、もはや完全に人間大のゴキブリです。また彼は毒と薬のプロフェッショナルでもあり大盾の内側には大量の注射器が、既に薬品を充填された状態で隠されています。
　戦場を駆け巡りながら味方に薬を、敵に毒を投与していくその姿は、まさしくローチー・ニードルマンゴキブリのような針刺し男です。