知能:高い　知覚:五感（暗視）　反応:中立
言語:さまざま　 生息地:さまざま
知名度／弱点値:27／33　弱点:銀武器ダメージ+3
先制値:32　移動速度:31/62（飛行）
生命抵抗力:31(38)　精神抵抗力:31(38)

〆真語魔法、操霊魔法、深智魔法15レベル/魔力30（37）

○☑〆魔法適正
　戦闘特技《マルチアクション》《魔法誘導》《魔法収束》《魔法制御》《鷹の目》《魔法拡大/数・時間・範囲》《ワードブレイク》《ダブルキャスト》《クリティカルキャスト》を習得しています。

○飛行
　近接攻撃の命中・回避判定に+1のボーナス修正を受けます。

○通常武器無効

○複数宣言＝2回

○再生＝15点
　手番終了時にHPが「15」点回復します。HPが0以下になるとこの能力は失われます。

○☆蠱惑/29（36）/精神抵抗力/消滅
　自らを中心に「半径50ｍ」内にいる任意のキャラクターすべてを、ひとたび嗅いだだけで骨抜きにされてしまいそうな妖艶な芳香で魅了します。対象は10秒（1ラウンド）の間、身体が麻痺し、すべての補助動作が行えなくなります。達成値32以下で抵抗に失敗した場合、魅了されて、1分（6ラウンド）の間、この魔物の指示のままに動きます。この効果は精神効果属性です。
　この能力は、この魔物の手番の開始時に自動的に発生します。トゥルーヴァンパイアが対象に指示を与えるのは補助動作です。

▼双爪
　爪での攻撃が命中したとき、この能力か「▼吸血鬼」のどちらかを選択します。
　これを選んだ場合、ダメージ決定を2回行い、その両方を対象に与えることができます。

▼吸血鬼
　爪の攻撃が命中したとき、この特殊能力か「▼双爪」のどちらかを選択します。
　これを選んだ場合、対象に牙で噛みついたことになります。対象に与える物理ダメージは「2ｄ+50」点となり、適用ダメージと同じだけ、この魔物のHPが回復します。
　この効果でHPが0以下になった対象は、生死判定に-15のペナルティ修正を受けます。死亡すれば、即座に穢れが5点上昇し「ブラッドサッカー」として動き出します。

○吸血衝動
　トゥルーヴァンパイアは他の吸血鬼種と違い、太陽の下であろうと、吸血を行わなくともペナルティはありません。しかし、血への渇望は残っており、「▼吸血鬼」を使用しない限り、あらゆる行為判定に-2のペナルティ修正を受けます。
　この能力は「▼吸血鬼」を使うと即座に解消します。ただし、1か月以上「▼吸血」を行わなかった場合、再度効果を現します。

○完全なる吸血鬼
　この魔物は守りの剣の影響を受けません。
　また、この魔物のHPが0以下になった場合、即座に結晶が現れ肉体を包みます。結晶はいかなる方法でも傷をつけることができず、ダメージを与えることもできません。この状態になったトゥルーヴァンパイアは気絶状態になり、歳も取らず、まるで時が止まったように眠り続けます。
　この状態から復活するには、結晶に血を与える儀式を行うか、この魔物のHPを0以下にしたキャラクターが死亡するかの2つしかありません。
　この能力は、魔物知識判定の結果が弱点値以上で、かつ弱点を暴いていなければ公開されません（ライダー等での知名度のみの突破では不可）。弱点を暴いたと同時に、血の儀式の手順も対象は把握することができます。

　旅のミアキス「シャイム」に化けていた吸血鬼の正体。
　過去に吸血鬼たちによって行われた「完全な吸血鬼を生み出す」実験の検体の1人であり、最も完全に近づいたとされる吸血鬼種の1つを体現した存在。
　しかし、能力に目をやるあまり、精神性などは吸血鬼らしからぬものとなっており、また不死神メティシエに対する敬愛も一切ない愚か者であったため、失敗作として幽閉されていたが、自力で脱出。ある時は蛮族に、ある時は猫に、ある時は人族に化けながら放浪していた。
　基本的に気まぐれで、権威や主義・主張、信仰心などへの興味は皆無。気に入ったものへの愛情は示すものの、それは"基本的には"愛玩的な意味合いが強く、あまり固執もしない。