知能:人間並み　知覚:五感(聴覚)　反応:敵対的
言語:なし　 生息地:海(沖合)
知名度／弱点値:19／23　弱点:炎属性ダメージ＋３
先制値:23　移動速度:40(水中)
生命抵抗力:24(31)　精神抵抗力:22(29)

部位数:3（頭部×１／胴体×１／尾ひれ×１）　コア部位:上半身

○水中専用　水中での行動にいっさいペナルティを受けません。しかし、水から上がるといっさい行動できません。
○超音波　この魔物は視界が悪いことによるペナルティを受けません。また、この魔物は透明の影響を受けません。
○巨体　この魔物はその大きさによって投げ攻撃の対象とはなりません。また、この魔物は１つの手番に［部位：頭部］［部位：胴体］はどちらかしか近接攻撃が行えず、これらの部位は、同じ部位が連続した手番に近接攻撃することはできません。
〆突貫／必中　「射程：(移動速度×３)ｍ」「形状：突破」で泳ぎ、対象に「2d＋20」点の物理ダメージを与えたうえで、転倒させます。
　この能力を使うためには、全力移動ができる状態で、かつ、すべての部位が主動作を行える状態でなければなりません。この能力の使用後は、すべての部位の主動作が終了します。
　この能力の対象に、構造物があった場合、この能力の範囲内でもっともこの魔物に近い構造物のある座標がこの能力の目標となる地点となり、その構造物に対するダメージが「50」点となります。
　この能力は連続した手番には使えません。
〆ブリーチング／22(29)／生命抵抗力／半減　自身の存在する乱戦エリア内の対象に「2d＋25」点の水・氷属性の魔法ダメージを与えたうえで、抵抗に失敗した対象をこの魔物の任意の方向に15ｍ吹き飛ばし、転倒させます。
　この能力を使うためには、すべての部位が主動作を行える状態でなければなりません。この能力の使用後は、すべての部位の主動作が終了します。
　この能力を使った場合、自身のすべての部位は「2d＋25」点の物理ダメージを受けます。
　この能力は連続した手番には使えません。

○巨頭　この魔物が「頭突き」による近接攻撃を行う時、乱戦エリア内の任意の敵を３体まで選び、それらに近接攻撃を行います。
〆超音波／20(27)／精神抵抗力／消滅　「射程：50ｍ」「形状：射撃」で対象１体に超音波をとばします。対象は、30秒(３ラウンド)の間、戦闘特技《精密射撃》《魔法誘導》と、それらを前提とする戦闘特技のすべてを失い、行使判定と、呪歌の達成値に－４のペナルティ修正を受けます。また、対象が呪歌を演奏中の場合、即座にそれが中断されます。
　この能力は、対象が音が聞こえない状態、また、対象の知覚が「魔法」であった場合、効果がありません。
〆噛みつき／22(29)／回避力／消滅　近接攻撃可能な対象一体に「2d＋30」点の物理ダメージを与えます。
　この能力はこの部位が近接攻撃可能の時使うことが出来ます。
　この能力を使った場合、[部位：下半身]は近接攻撃することが出来ません。

○攻撃障害＝＋４・＋４　ひれによる回避行動とその巨体によって攻撃を妨げます。
［部位：頭部］は、近接攻撃・射撃攻撃に対する回避力判定に＋４のボーナス修正を得ます。
［部位：胴体］のHPが0以下となった場合、この能力は失われます。
○２回攻撃(限定)　左右のひれで１つの手番に２回近接攻撃を行えます。この時、別々の対象に攻撃しなければなりません。
〆しおふき／20(27)／回避力／消滅　「射程：30ｍ」「形状：射撃」飛行している空中の対象１体に「2d＋15」点の物理ダメージを与え、転倒させます。空中で転倒した場合、10ｍ落下したものとします。
　この能力は連続した手番には使えません。

○向きが合わない　身体が大きすぎて、正面の敵には攻撃は届きません。[部位：頭部］が近接攻撃を行った対象には、尾ひれによる攻撃は行えません。
☑テイルスイング　自身の存在する乱戦エリアの任意の５体までに、尾ひれでの近接攻撃を行います。

　大海の覇者とも呼ばれる巨大なクジラです。その巨体は全長40ｍにも及び、水棲生物最強だと考えられています。
　気性は荒くないのですが、縄張り意識が強く、大型の船などの大きな物を見かけると敵と判断してたちまちのうちに破壊してしまいます。また、自分の力を過信した蛮族が向かってくるのををいともたやすく返り討ちにするため、守り神のように崇めている地方もあるようですが、ほとんどの地域では恐れられています。
　この魔物を倒した場合「覇者を沈めし英雄(80点)」の称号を得ます。