名称:〝アルドレアの奇石〝ローレン・ガルガンチュア(フロウライトマギテックシューター)
モンスターレベル:25 分類:人族
知能:人間並み 知覚:五感(暗視) 反応:中立
言語:交易共通語、汎用蛮族語、魔法文明語、魔動機文明語、妖精語、魔神語、神紀文明語 生息地:アルドレアの都
知名度/弱点値:31/— 弱点:なし
先制値:25 移動速度:30
生命抵抗力:21(28) 精神抵抗力:26(33)
部位数:4(搭乗者/胴体/右装甲/左装甲) コア部位:搭乗者
攻撃方法:—(搭乗者)/命中力:—/打撃点:—/回避力:—/ 防護点:16/HP:80/MP:272
攻撃方法:—(砲台)/命中力:—/打撃点:—/回避力:0(7)/ 防護点:0/HP:0/MP:—
攻撃方法:拳(右装甲)/命中力:12(19)/打撃点:2d+18/回避力:9(16)/ 防護点:16/HP:90/MP:—
攻撃方法:拳(左装甲)/命中力:12(19)/打撃点:2d+18/回避力:9(16)/ 防護点:16/HP:90/MP:—
特殊能力(◯:常動型 〆:主動作型 ☆:補助動作型 □:宣言型 ▽:条件型 ▼:条件選択型)
●搭乗者
○魔動機装甲
[部位:胴体/右装甲/左装甲]は[分類:魔法生物]として扱い、それらの特徴(『BT』108頁)を持ちます。
〆魔動機術15レベル/魔力23(31)
これらの魔法は[部位:胴体]にも効果を及ぼします。
〆操霊魔法13レベル/魔力21(28)
〆真語魔法8レベル/魔力16(23)
〆神聖魔法(レパラール)5レベル/魔力13(20)
○魔法適性
戦闘特技《魔法誘導》《魔法収束》《魔法制御》を習得しています。
○予備装甲
【アポート】を行使することによってHPが0以下となった[部位:右装甲/左装甲]を切り離し、予備の装甲を呼び寄せ同じ性能の[部位:右装甲/左装甲]を得ます。ストックは最大8個となります。
▽剣の託宣/運命凌駕
●胴体
○中枢機関
[部位:搭乗者]はこの部位以外のあらゆる攻撃や魔法、特殊能力の効果を受けません。
○衝撃伝達
この部位が被るあらゆるダメージは、代わりに[部位:搭乗者]が被ります。物理ダメージなら搭乗者の防護点が有効です。
○妖夢の身体
受ける魔法ダメージを自動的に半減します。また、打撃武器による攻撃を受ける際防護点が5点高いものとして扱われます。
○通常武器無効
〆双砲撃/31(38)/回避力判定/消滅
装填数2、射程50mのカテゴリ〈ガン〉の武器として扱います。[部位:搭乗者]が使用した魔動機術の各種バレット系魔法により性能が変化します。加えて、威力表は20高いものとして扱われます。
▽超越者
命中力判定での2dで出目「10」以上だった場合、もう一度2dを振りその分達成値を上昇させます。
☆麻痺霧/必中
[射程:30m][形状:起点指定]で対象1体に身体の動きを阻害する霧を放ちます。対象は10秒(1ラウンド)の間、回避力判定に−3のペナルティ修正を受けます。
●右装甲/左装甲
□︎かばうIII
○ガーディアン
○マナコーティング
受けるあらゆる魔法ダメージを「−3」点します。
戦利品
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解説
ルキスラの都の1つであるアルドレアに住み着いているフロウライトです。魔動機について深く精通しており、日々製造を繰り返しては帝国に売り捌くという生活を続けていました。
ちなみに彼が魔動機を造るのは金を稼ぐためではなく、単に知的好奇心の赴くままに製造していたに過ぎません。
稼いだ金もすべて更なる製造のための軍資金として活用していました。
帝国がとある蛮族の一族と1年に渡り戦役を繰り広げた際には敵が送り込んできた多くの魔動機を鹵獲し、その構造を解析しました。その魔動機の多くは現代の技術ではないものが用いられており、帝国が危機に晒される一方彼は嬉々として敵勢の襲撃を待ちわびていました。
そして未知の技術が用いられていた魔動機の構造を解き明かし、更に改造を加えたそれを敵の魔動機と性能の比べ合いをするのが彼の楽しみでした。
彼は元々帝国が秘密裏に組織していた研究機関の実験体で、その実験はフロウライトを魔力源として活用するという極めて非人道的なものでした。
しかしある時帝国はより膨大な魔力源となる魔剣〈恐れ知らず〉を得たことにより、計画は放棄されました。
実験体は残らず処分され彼もまたそうなる筈でした。
が、研究員の1人が彼を逃し、事なきを得ます。
研究員は元々機関のやり方に疑問を抱いており、その件をきっかけに機関とは距離を置きました。
行き場を失ったローレンはその者の元で助手をし、魔動機の開発などに携わってきました。
ローレン自身知的好奇心旺盛な気質だったのですぐに研究者として頭角を現し、様々な分野について深く精通するようになっていきます。
冒険者の店にも現れ、遺跡探索をする冒険者に同行したりするなどして貪欲に知識と技術を高めていきました。
やがてその腕は帝国のマギテック協会にも知れ渡り、独自の工房すら用意してもらえるほどになりました。