名称:コトリバコ
モンスターレベル:15 分類:アンデッド
知能:なし 知覚:なし 反応:なし
言語:なし 生息地:不明
知名度/弱点値:12/- 弱点:なし
先制値:0 移動速度:0
生命抵抗力:0(7) 精神抵抗力:0(7)
攻撃方法:なし/命中力:-/打撃点:-/回避力:-/ 防護点:※/HP:※/MP:-
特殊能力(◯:常動型 〆:主動作型 ☆:補助動作型 □:宣言型 ▽:条件型 ▼:条件選択型)
○:コトリバコの作り方
入れるべきものが入るサイズの木箱に女性の血を満たし、1週間放置。
その後血が乾ききる前に、殺した子供の体の一部をいれて完成。
入れた人数に応じて「▽:呪いの強さ」が変わる。ひとり分につき一段強くなり、ハッカイ以上にはならない。
○:呪いの抗体
「コトリバコ」に対してダメージを与えるもの以外の不利な効果は一切無効、ダメージも常に半減しクリティカルもしません。
ダメージに伴う不利な効果もダメージは受けますが効果は無効です。
これらは効果を無視するとある効果を持ってしても無視できません。
▽:呪いの強さ
名称により呪いの強さが変わります。
さらに強さによってHP、防護が変動します。
イッポウ:防護2、HP20
ニホウ :防護5、HP50
サンポウ:防護9、HP80
シッポウ:防護13、HP110
ゴホウ :防護18、HP140
ロッポウ:防護22、HP180
チッポウ:防護30、HP240、魔法ダメージ軽減(-10)
ハッカイ:防護100、HP800、魔法にも防護点が有効、ダメージをさらに半減(合計1/4)にします。
○:あいつを恨め、あいつを憎め/必中
「コトリバコ」を中心に半径50m以内のキャラクターは「○:呪いの強さ」の段階によって呪い属性魔法ダメージを受けます。
その内、成人していないキャラクターと成人している女性キャラクターは括弧内の呪い効果、呪い魔法ダメージを受けます。
イッポウ:1点(1点)
ニホウ :3点(4点)
サンポウ:6点(9点)
シッポウ:10点(16点)
ゴホウ :15点(25点)
ロッポウ:21点(36点)
チッポウ:28点(49点)
ハッカイ:64点(即座にHPが0となり死亡する。)
この効果によってHPが0以下になった場合即座に死亡し、呪いを解除しない限り蘇生も出来ません。呪いの解除に達成値の比べ合いは必要ありません。
▽:苦しみぬく苦痛/特殊/生命&精神抵抗/特殊
「○:あいつを恨め、あいつを憎め」の効果でダメージを受けた成人していないキャラクターと成人している女性キャラクターは、徐々に内臓が千切れるような苦痛に苛まれます。
自身の元々の生命抵抗と精神抵抗を目標値にそれぞれ「2d+生命B」と「2d+精神B」で判定を行い、片方抵抗失敗で1日の間あらゆる判定に「-4」のペナルティ、両方抵抗失敗すると気絶します。この気絶はあらゆる手段を用いても1日経過するまで目覚めません。
この効果は「呪い」「精神効果」です。
○:消えない呪い/必中
「コトリバコ」を中心に半径500mの範囲に居る成人していないキャラクターと成人している女性キャラクターは強い呪いの気配を感じ取ります。これは「◯:コトリバコの作り方」を実行した時点で発生します。
この範囲内に1日以上居ると上記キャラクターは下腹部に僅かながら鈍痛を感じ続けHPの最大値が1点減少し、「▽:呪いの強さ」がシッポウ以上の場合さらに1点(合計2点)減少します。シッポウ以上の効果は上記以外のキャラクターも対象になりますが、減少するHPは1点です。
この呪いは範囲内では解除不可となり、範囲外に出てから1日経過するまで継続します。
なお成人していないキャラクターと成人している女性キャラクターは「▽:呪いの強さ」が変化するとそのことを察することができ、強くなるほど気配の出所をある程度感じることができます。
▼:解呪
成人している男性キャラクターに限り、コトリバコの全ての能力を無力化させる手段を試みることができます。
試みるなら、自身の血液(試みるためにHPを「-3」することで自傷し血を流すことができます)と共に「コトリバコ」に触れ、自身の元々の精神抵抗を目標値に、「2d+精神B」で判定を行い、目標値を上回る必要があります。その上で手は24時間触れ続けなければなりません、途中で手を離すと即座に「▼:解呪」は効果を失い、最初からやり直しになります。
ハッカイのみ、目標値に+8されます。
この試みは主動作で、1時間につき1度のみ試みることができます。
戦利品
自動:複雑に組み合わさっていた木箱の破片(500G/緑金A
2~7:赤い液体(800G/赤金A
8~12:小さな骨片(1000G/赤金S
解説
古の呪いの武器で、その場にあるだけで周囲の生物を呪い、そして取り殺します。
それ自体はただの箱ですが、その製造方法によって強い呪いが込められており、非常に危険な代物です。
呪いの対象は子供と子供を産める女に限定されているので、処理をするのは決まって成人した男性が行います。
これは伝承に残る確かなコトリバコの記述記録です。