【蛮族】
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“愚盲”ネペンテス
(ホロウアイジェイドバジリスク魔物形態)
知能:低い 知覚:五感(暗視、聴覚、嗅覚) 反応:敵対的
言語:交易共通語、汎用蛮族語、バジリスク語、ドレイク語、妖魔語、魔法文明語  生息地:砂漠、遺跡
知名度/弱点値:15/22 弱点:水・氷属性ダメージ+3点
先制値:22 移動速度:30
生命抵抗力:20(27) 精神抵抗力:20(27)
攻撃方法 命中力 打撃点 回避力 防護点 HP MP
なし(右邪眼)--23(30)05449
なし(左邪眼)--23(30)05449
牙(頭部)21(28)2d+1621(28)79783
鉤爪(胴体)20(27)2d+1820(27)1210494
部位数:4(右邪眼、左邪眼、頭部、胴体) コア部位:頭部
特殊能力(◯:常動型 〆:主動作型 ☆:補助動作型 ☑:宣言型 ▽:条件型 ▼:条件選択型)
●全身
毒無効、病気無効

毒の血液/19(26)/生命抵抗力/消滅
この魔物が存在する乱戦エリア内でこの魔物にダメージを与えたものは、自身の手番終了時に「2d+8」点の毒属性の魔法ダメージを受けます。

鍛え上げられた五感
視界を奪われることによるペナルティ修正を半減(端数が出る場合切り上げ)させます。

●右邪眼
魂抜きの翠眼/18(25)/精神抵抗力/消滅
「射程:30m」「形状:起点指定」で敵1体を睨み付け、効果が現れれば1d6を振り1~3が出れば生命力に、4~6が出れば精神力に-6の効果を与えます。この効果で能力値に付随する数値(HPやMP)も変化します。この効果を受けるたびに翡翠のような涙を流し、それは地に落ちると結晶化して翡翠の宝石となります(※1)。
この効果は累積し、生命力、精神力が0になった場合、残存HPに関わらず死亡します。この呪いを解呪しない限り蘇生も行うことが出来ません。
鏡を手にしている者がこの能力の対象となった時、精神抵抗力判定の達成値が目標値より4点以上高ければ、視線を跳ね返し、ネペンテスにこの効果を与えることができます。このとき、ネペンテスに精神抵抗力判定を行うことはできません。
この効果は眼球が目隠しされるなど何かに覆われていても与えられ、呪い属性として扱います。

痛覚過敏
この部位がダメージを受けた時、全部位の行動判定が-2されます。この部位の効果は累積しませんが、[部位:左邪眼]の【痛覚過敏】とは重複します。

浮遊する眼球
戦闘特技《鷹の目》と同じ効果です。[部位:右眼球]のHPが0以下となった場合、この能力は失われます。

●左邪眼
速生の視線/17(24)/精神抵抗力/消滅
「射程:10m」「形状:射撃」で対象を睨み付け、対象に【▽再生(自身の手番終了時にHPを「自身のレベル」点回復)】と【○異常回復(【再生】によるものを除くHPを回復する効果を受けた時、本来回復する数値の3倍の値、回復するようになります。ただし、その回復により[回復量+現在HP]が最大HPを上回った場合、余剰分の数値のHPダメージを受けます)】の特殊能力を与えます。この能力が効果を発揮するには10分間睨み続けなければなりません。
ただし、この効果を受けた対象は寿命が3分の1になります。
この能力は「分類:アンデッド、魔法生物」の対象には効果を発揮しません。
この効果は呪い属性として扱います。

痛覚過敏
この部位がダメージを受けた時、全部位の行動判定が-2されます。この部位の効果は累積しませんが、[部位:右邪眼]の【痛覚過敏】とは重複します。

浮遊する眼球
戦闘特技《鷹の目》と同じ効果です。[部位:左眼球]のHPが0以下となった場合、この能力は失われます。

●頭部
真語魔法、神聖魔法(ザールギアス)10レベル/魔力12(19)

☑〆魔法適正
戦闘特技《マルチアクション》《魔法拡大/数・距離》《ワードブレイク》を習得しています

強化魔力撃=+2命中・+12ダメージ
命中力判定に+5のボーナス修正を得、打撃点を+15点します。同時に、自身の回避力・生命抵抗力・精神抵抗力判定に-4のペナルティ修正を受けます。

●胴体
棒立ち
[部位:胴体]のHPが0以下になった時、その他すべての部位は回避力判定に-2のペナルティ修正を受けます。

人間化
瞬時に人間形態に変化します。魔法などによる効果と[部位:胴体]に負っていたダメージは、そのまま引き継がれます。負っていたダメージによりHPが0以下になるなら、即座に気絶します。

渾身攻撃
打撃点を+8点します。同時に、自身の回避力判定に-3のペナルティ修正を受けます。

連続攻撃Ⅱ
攻撃が命中した場合、同じ対象にもう1回攻撃できます。この効果は2回目の攻撃まで発生し、3回目の攻撃がが命中しても、それ以上の攻撃は行われません。

戦利品
自動 バジリスクの純血(1,000G/赤S)
2~9 剥き出しの翡翠瞳(6,000G/金赤S)
10~12 剥き出しの速生瞳(13,000G/金赤SS)
13~ 斑な翡翠の邪眼(25,000G/金赤SS)
解説
ネペンテスがぎりぎりまで追い詰められたときのみに見せる体長5mを越える8本足の大トカゲの姿です。知能が著しく落ち、一部の戦闘技術も喪失するためにネペンテス自身も人間形態よりも劣っている姿であることを自覚しており、見た目に対する嫌悪もあって死の瀬戸際にあらなければ魔物化することはありません。
この姿の時は、人間形態の際に髪飾りにしていた眼球が浮き上がり、宙空を不気味に見回しています。いかなる仕組みか、視力も繋がっているようでネペンテスは魔物形態の時のみ視力を得ることができるようです。



※1
【魂抜きの翠眼】によって生じた翡翠は生命力の減少で生じた物であれば3点分の消魔の守護石、精神力の減少で生じたものであれば3点分の魔晶石として用いることもできます。また、【魂抜きの翠眼】の解呪を試みる時、減少した際に生じた翡翠を全て所持していれば、解呪の達成値に+4のボーナス修正を得ます。
作成者:フロー
最終更新 : 2015/06/12-15:49:12

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