名称:SCP-743-OC-keter-【チョコレートファウンテン】(【チョコレートファウンテン】)
モンスターレベル:11 分類:魔法生物
知能:不明 知覚:魔法 反応:敵対的(OC-keter)
言語:なし 生息地:不明
知名度/弱点値:14/18 弱点:物理D+2
先制値:0(18) 移動速度:0
生命抵抗力:12(19) 精神抵抗力:14(21)

攻撃方法:なし/命中力:-/打撃点:-/回避力:-/ 防護点:6/HP:120/MP:0

特殊能力(◯:常動型 〆:主動作型 ☆:補助動作型 □:宣言型 ▽:条件型 ▼:条件選択型)
<〇機械の身体>
刃を持った武器からクリティカルを受けない。

<〇貪る甘味/必中>
このモンスターは5mm程度の小さなチョコレートで出来た蟲を大量に排出し周囲の物を喰らい尽くします。
このモンスターの周囲30m以内の指定されたキャラクター、物体は
このモンスターの手番終了の度、k20+14@9の物理ダメージを受けます。

<〇甘い甘いチョコ>
とても甘く美味しいチョコを流すチョコレートファウンテン。
無限の如く流れ出てくる。主動作で食べればMPが5点回復します。
ちなみにこの個体はこのチョコを食べた者を優先的に殺害する傾向にある模様。

<〆戦士種排出>
敵対する者を削り喰らう、昆虫に似た"戦士種"の群体を一つ、自身と同座標に排出します。
データはこのモンスターの魔物知識判定に成功した段階で開示されます。
この効果は連続したラウンドに使用する事は出来ません。

<〆維持種排出>
本体であるチョコレートファウンテンを修復する"維持種"の群体を一つ、自身と同座標に排出します。
データはこのモンスターの魔物知識判定に成功した段階で開示されます。
この効果は連続したラウンドに使用する事は出来ず、また維持種を二体を越えて存在させる事は出来ません。

<〆斥候種排出>
小型の翅を持った、"斥候種"の群体を一つ、排出します。
"斥候種"は戦闘に参加する事は出来ませんが、スカウト技能の行為判定を固定値14で行う事が出来ます
また、先制判定を18にて行えます。


戦利品
 自動:甘い甘いチョコレート(200G)
 2~6:蟲の意匠のチョコレート(400G)
 7~10:昆虫の意匠のチョコレート(600G)
 11~:10~:どろりとしたチョコレート(1000G)

解説
SCP-743はステンレス製の高さ112cm(44インチ)、幅47cm(18.5インチ)、重さ35kg(77ポンド)のチョコレート・ファウンテンです。見た目自体は一般的なソレとは変わりませんが、周りに有機物が存在する、または自身から出たチョコを食べた者がいる場合、チョコレートの中から直径5mm程度のチョコレートと同じ材質で象られた蟲の生物を排出します。排出されたそれらは個体によって動きは異なりますが、判明している中だと
大まかに言えば周囲を警戒、偵察を行う斥候種。外敵に対し破壊、戦力の撃滅を促す戦士種。
この個体が破損された場合に修復活動、守護を行う維持種。
そしてもっとも多く、砕いた者をSCP743に持ち帰る普遍種が存在しています。

言語を介さず、遺志の疎通も図れませんが、生物に対して強い敵愾心があると思われます。
また、一体何の理由でこの機械が作られたかは全くの謎に包まれています。

余談だが「ジャック」はコレを「チョコレートが無限に湧き出る機械」と勘違いしていたらしい。
故郷の皆に甘いお菓子を食べさせられれば、それで良かった。