名称:ラバーマン・ポイズンスター(カトルカール)
モンスターレベル:16 分類:人族
知能:人間並み 知覚:五感、魔法 反応:命令による
言語:交易共通語、魔動機文明語 生息地:
知名度/弱点値:-/37 弱点:斬属性ダメージ+3
先制値:31 移動速度:40
生命抵抗力:33(40) 精神抵抗力:26(33)

攻撃方法:なし/命中力:-/打撃点:-/回避力:28(35)/ 防護点:25/HP:110/MP:80

特殊能力(◯:常動型 〆:主動作型 ☆:補助動作型 □:宣言型 ▽:条件型 ▼:条件選択型)
○毒、病気無効

○ゴム質の身体
 打撃武器から受ける攻撃に対しては防護点が「10」点高いものとして扱います。
 また通常の人間では入り込むことのできない隙間(通気ダクトなど)に入り込み、移動することができます。

〆催涙弾投擲/32(37)/生命抵抗力/消滅<small>
 「形状:射撃」、「射程:50m」で圧縮された催涙ガスの詰まったカプセルを投擲し、着弾地点で炸裂させ、その地点を中心とした半径10mの空間を「1d」ラウンドのあいだ催涙ガスで満たします。このガスに満たされた空間に進入したキャラクターは、直ちに生命抵抗力判定を行ってください。失敗すると目や鼻、喉に激しい痛みを感じます。そのためこの空間内では目の痛みと落涙で目を開けていられず、命中力・回避力判定に「-4」のペナルティ修正を受けます。また、この空間内では激しい咳と吐き気で、詠唱が必要な魔法や練技、呪歌、鼓咆は行使することが出来なくなります。それ以降は、範囲内にいるキャラクターは自分の手番の最後に生命抵抗力判定を行ってください。成功すれば、それ以降は催涙ガスの影響を受けなくなります。
 この特殊能力は毒属性です。</small>

〆猛毒ガス弾投擲/30(37)/生命抵抗力/消滅<small>
 「形状:射撃」、「射程:50m」で圧縮された毒ガスの詰まったカプセルを投擲し、着弾地点で炸裂させ、その地点を中心とした半径10mの空間を「1d」ラウンドのあいだ毒ガスで満たします。このガスに満たされた空間に進入したキャラクターは、直ちに生命力抵抗判定を行ってください。失敗すると毒ガスに身体を侵され「2d+20」点の毒属性の魔法ダメージを受けます。これ以降は、範囲内にいるキャラクターは自分の手番の最後に生命抵抗力判定を行ってください。成功すれば、それ以降は毒ガスの影響を受けなくなります。
 この特殊能力は毒属性です。</small>

〆解毒剤投擲
 「形状:射撃」、「射程:50m」で圧縮された毒ガスの詰まったカプセルを投擲し、着弾地点で破裂させ、その地点を中心とした「半径30m」の空間から「〆猛毒ガス弾投擲」及び「〆催涙ガス弾投擲」の特殊能力で発生した効果を消し去ります。

○半魔動機
 機械化された身体が刃を阻みます。
 刃のついた武器から攻撃を受ける場合、その武器のC値が「1」点高いものとして扱います。

○半統合人格
 このキャラクターは全ての「名称:カトルカール」のキャラクターと意識を共有するよう脳改造を施されているため、「名称:カトルカール」のキャラクターとであれば距離に関係なく、また発声能力の有無や聴覚の有無に関係なく意思の疎通を行なうことが可能です。

戦利品
 自動:毒ガスカプセル
 自動:解毒剤カプセル

解説
 カトル・カールと呼ばれる犯罪のプロ集団。その構成員の一人が彼、ラバーマン・ポイズンスターです。
 失われて久しい魔動機文明時代の技術で肉体を改造されており、その能力は超越者と呼ばれる者たちと渡り合うことすら可能なものとなっています。

 彼の身体は、その大部分が真っ赤なゴム質の物体に作り替えられています。シルエットこそ常人のそれと変わりがありませんが、言ってしまえば常人と同じなのはそこだけです。彼の身体は人体の構造を無視して伸縮し、折り曲げることが可能で、そのため彼は常人であれば入れないような小さな隙間にも入り込み、活動することが可能です。
 また、彼の身体には透明なチューブのようなものが巻き付けられており、その中にはカエルの卵のようなものが大量に詰め込まれています。そのカエルの卵状の物体は、非常に強い毒性と催涙性を併せ持つ危険なガスを詰め込んだカプセルです。これを思い切り投げつけると、着弾点で砕けて、周囲にガスが撒き散らされる仕組みとなっています。その毒ガスは彼にも影響を及ぼしますが、彼はその顔に装着したハエの頭にも似たガスマスクにより、これを無効化しています。

 まさしく彼は戦場に<ruby>猛毒を撒き散らすゴム男<rt><center>ラバーマン・ポイズンスター</center></rt></ruby>であり、毒の対策をせずに彼に挑むことはあまり勧められません。