名称:ベイビーヘッド・ハングマン(カトルカール)
モンスターレベル:16 分類:人族
知能:獣並 知覚:五感、魔法 反応:命令による
言語:交易共通語、魔法文明語 生息地:
知名度/弱点値:-/32 弱点:炎属性ダメージ+3
先制値:18 移動速度:16
生命抵抗力:32(39) 精神抵抗力:31(38)

部位数:2(頭部、胴体) コア部位:頭部

攻撃方法:なし(頭部)/命中力:-/打撃点:-/回避力:28(35)/ 防護点:10/HP:60/MP:50
攻撃方法:拳(胴体)/命中力:28(35)/打撃点:2d+40/回避力:25(32)/ 防護点:50/HP:250/MP:50

特殊能力(◯:常動型 〆:主動作型 ☆:補助動作型 □:宣言型 ▽:条件型 ▼:条件選択型)
●全体
○精神効果無効

○超巨体
 凄まじい巨体が相手の移動を妨げます。
 このキャラクターは乱戦を宣言するとき、10体までのキャラクターを乱戦に巻き込むことができます。

○半魔動機
 機械化された身体が刃を阻みます。
 刃のついた武器から攻撃を受ける場合、その武器のC値が「1」点高いものとして扱います。

○半統合人格
 このキャラクターは全ての「名称:カトルカール」のキャラクターと意識を共有するよう脳改造を施されているため、「名称:カトルカール」のキャラクターとであれば距離に関係なく、また発声能力の有無や聴覚の有無に関係なく意思の疎通を行なうことが可能です。

●頭部
〆耳を劈く絶叫/28(35)/生命抵抗力/短縮
 凄まじい叫び声を上げることで、一時的に周囲にいるものの聴覚を使い物にならなくします。
 このキャラクターを中心とした半径10m以内にいる全てのキャラクターは「1d」ラウンドのあいだ耳が聞こえなくなります。会話による意思の疎通ができなくなるほか、呪歌や鼓咆などの効果はすべて消滅します。

●胴体
○自己再生
 毎ラウンド、自分の手番の終了時にHPが「2d×10」点回復します。最大値以上にはなりません。

☆練技
 【マッスルベアー】【アンチボディ】【ストロングブラッド】【ビートルスキン】【ジャイアントアーム】を修得しています。

□ぶん回し
 巨大な腕を振り回して周囲のものを手当たり次第に破壊します。
 このキャラクターは戦闘特技《薙ぎ払いⅡ》を修得しており、それを「拳」による攻撃に適用できます。

□庇う&鉄壁
 戦闘特技《かばうⅢ》《鉄壁》を修得しています。

□掴む/30(37)/生命抵抗力/消滅
 巨大な掌で対象をわしづかみにし、握りしめてダメージを与えます。
 この特殊能力の使用を宣言した後、「拳」による命中判定を行い成功した場合、攻撃の対象を鷲掴みにします。対象は一切の行動ができず、このキャラクターの手番の終了時に「2d+25」点のダメージを受けます。対象は毎ラウンドの自分の手番の開始時に生命抵抗力判定を試みることが可能で、成功したらその段階で脱出することが可能です。生命抵抗力判定を試みた場合、成功・失敗に関わらずその段階で手番は終了となります。

○攻撃障害=+4・不可
 大きさが攻撃を妨げます。
 [部位:頭部]は近接攻撃に対する回避力判定に「+4」のボーナス修正を受けます。また、[部位:頭部]に対して射撃攻撃を試みることはできません。

戦利品
 :

解説
 カトル・カールと呼ばれる犯罪のプロ集団。その構成員の一人が彼、ベイビーヘッド・ハングマンです。
 失われて久しい魔動機文明時代の技術で肉体を改造されており、その能力は超越者と呼ばれる者たちと渡り合うことすら可能なものとなっています。

 <ruby>ベイビーヘッド・ハングマン<rt><center>赤ん坊頭の吊られた男</center></rt></ruby>はその名前が示す通りの、極めて奇怪で、嫌悪感を催す外見をしています。
 馬車の車輪すら鷲掴みにできそうな巨大な掌と、それに見合ったサイズの筋骨隆々とした腕と肩。その両肩に挟まれて、赤ん坊の頭がちょこんと載っている……それだけです。胸から下の部分は存在せず、上半身のみが両手で支えられています。

 本来下半身にあるべき臓器や生殖器はすべてその巨大な両腕の中に詰め込まれており、右手には性器が、左手には肛門が存在しています。またその血液はヒーリングポーションに近しいもので置き換えられているため、どのような傷であれ短時間で回復します。