名称:"セラス湖の水竜"ブランデー(ファイアサーペント)
モンスターレベル:9 分類:動物
知能:動物並み 知覚:五感 反応:腹具合による
言語:なし 生息地:湖
知名度/弱点値:15/18 弱点:炎属性ダメージ+3点
先制値:16 移動速度:15/30(水中)
生命抵抗力:9(16) 精神抵抗力:10(17)

部位数:2(頭部/胴体) コア部位:頭部

攻撃方法:牙(頭部)/命中力:12(19)/打撃点:2d+10/回避力:11(18)/ 防護点:6/HP:53/MP:18
攻撃方法:締め(胴体)/命中力:13(20)/打撃点:2d+9/回避力:9(16)/ 防護点:5/HP:65/MP:20

特殊能力(◯:常動型 〆:主動作型 ☆:補助動作型 □:宣言型 ▽:条件型 ▼:条件選択型)
●全身
○水中特化
 水中で呼吸・発声ができ、水中の行動によるペナルティ修正を受けません。
逆に、地上ではすべての行動に-2のペナルティを受けます。


○燃え盛る体
 地上にいる際、相手の近接攻撃が命中した時、対象はすぐさま生命抵抗力判定を行います。
対象の値が15未満の時、すぐさま「2d+3」点の炎属性の魔法ダメージを与えます。
また、相手から炎属性のダメージを受けた時、すぐさま「半径5m/10m」の範囲にいる者は生命抵抗力判定を行います。
対象の値が15未満の時、すぐさま「2d+9」点の炎属性の魔法ダメージを与えます。
また、自分の手番の開始時、「5」点の炎属性の魔法ダメージを受けます。このダメージはいかなる効果でも軽減できません。

○飼いならされている
 『火炎の息』を使う際、「主人」の特殊能力を持つ者及び主人の選択する対象に効果を及ぼしません。
また、この魔物の行動は主人の「逐次指示に従え」の命令に沿って行われます。

●頭部
〆火炎の息/11(18)/生命抵抗力/半減
 自らを中心に「半径5m/10m」の範囲に大量の炎を吐き出し、対象に「2d+7」点の炎属性の魔法ダメージを与えます。



●胴体
▽組み付きⅡ
 締めが命中した場合、対象に絡みつきます。対象は、移動が出来なくなり、命中力・回避力判定に-2のペナルティ修正を負います。
また、次の手番から、この魔物は自動的に「2d+8」点の炎属性の魔法ダメージを対象に与えます。
この魔物は、キャラクターへの組み付きを継続しながら、さらに別の対象に締め攻撃(と「組み付きⅡ」)を仕掛けていくことが可能です。
キャラクターが脱出を試みるときには、引き剥がし処理に従いますが、1回の成功で脱出できるのは、その対象である1体だけです。

○長い身体
 [部位:頭部]は、牙での攻撃を、乱戦エリアを無視して、10m以内の任意のキャラクターを対象として行うことができます。
[部位:胴体]のHPが0以下になった場合、この能力は失われます。

○攻撃障害=不可・+4
 胴体の長さが攻撃を妨げます。
[部位:頭部]は、近接攻撃の対象にならず、また、射撃攻撃に対する回避力判定に+4のボーナスを得ます。
[部位:胴体]のHPが0以下になった場合、この能力は失われます。



戦利品
 自動:炎の結晶(1,600G/金S)×1d
 2~8:なし
 9~12:寄生貝の輝く殻(1,000G/金赤S)
 13~:今にも燃え盛るウミヘビの鱗(4,300G/赤S)

解説
セラス湖と呼ばれるオッド山脈付近に存在する大きな湖に出没するシーサーペント(⇒『Ⅲ』246p)の亜種です。
この魔物の鱗は空気に晒すとすぐさま活発に燃えます、15mほどはある巨体とその鱗から、周辺のゴブリン種やボガード種は『水竜さま』と呼び崇めています。
鱗が発火する理由は判明してませんが、この辺りが妖精の加護を受けた聖地であることが関係している可能性があります。
セラス湖の生態系はこの魔物によって破滅しており、大量の食料を蛮族から貰い生きています。
この魔物を倒した場合、「水竜の討伐者(30点)」の称号と追加名誉点を得ます。